外交的手段とは国益の明け渡しを意味しない＝ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は１８日、ウクライナはロシアに一時的に占領されている自国領を外交的手段で取り戻す可能性を欲しているとし、なぜならそれによってウクライナにとって最も価値のある国民を守れるからだと発言した。同時に同氏は、外交とは、ウクライナの国益や主権の明け渡しは意味しないとも指摘した。
政治 - 新着ニュース
2025年2月18日
スホーフ蘭首相、パリ会合後「ウクライナの安全の保証にオランダが参加することは重要」
オランダのスホーフ首相は１７日、欧州は防衛により多く投資せねばならず、また米国の支援は引き続き必要だと発言した。
欧州はウクライナのための安全の保証を提供する準備がある＝ルッテＮＡＴＯ事務総長
北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）のルッテ事務総長は１７日、欧州はウクライナへの安全の保証の提供を主導する準備があると発言した。
力による平和、「ミンスク合意」の教訓、防衛支出の増加＝ＥＵ関係者、パリでの欧州首脳会合を総括
１７日にパリで開催された欧州首脳の非公式会合では、ウクライナへの支援継続と欧州の防衛強化の分野における今後の行動の重要原則について同意した。その中には、ウクライナにおける「力による平和」、欧州同盟国による防衛比の増加に関する米国の要求への同意が含まれているという。
「共通の見方がある」＝ゼレンシキー宇大統領、マクロン仏大統領と安全の保証につき協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は１７日、フランスのマクロン大統領と電話会談を行い、欧州の状況とウクライナのための安全の保証について協議を行った。
2025年2月17日
ゼレンシキー宇大統領、トルコに到着
ウクライナのゼレンシキー大統領夫人は１７日、トルコへの公式訪問を開始した。
ウクライナはサウジでの米露交渉結果を認めない＝ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は１７日、今後のサウジアラビアでの米露交渉につき、ウクライナはその交渉に参加しないし、その結果は一切認めないと発言した。
ゼレンシキー宇大統領、アラブ首長国連邦大統領と会談
ウクライナのゼレンシキー大統領は１７日、訪問先のアラブ首長国連邦にてムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領と会談し、ロシアに拘束されているウクライナ国民の帰還問題につき協議を行った。
ロシアのＧ７回帰は「想像不可能」＝バロ仏外相
フランスのバロ外相は、ロシアのＧ７回帰は現在不可能だとの見方を示した。
ルビオ米国務長官、ウクライナと欧州は真の和平交渉の一部となる
米国のルビオ国務長官は１６日、ウクライナと欧州はロシア・ウクライナ戦争の停止に関する真の交渉の一部となると発言した。
米露高官のサウジでの会談は１８日に開かれる＝報道
米露政権高官によるウクライナにおけるあり得る終戦条件の協議とトランプ米大統領と露独裁者プーチン氏の会談の準備のための会談は、１８日にサウジアラビアで開催される。
2025年2月16日
世界のどの首脳であれ、私たち抜きで私たちのことについてプーチンと合意することはできない＝ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナ抜きで採択される米露のいかなる決定もウクライナが受け入れることはないと発言した。
ゼレンシキー宇大統領、アラブ首長国連邦に到着
ウクライナのゼレンシキー大統領夫妻は、１６日（キーウ時間）にアラブ首長国連邦に到着した。
ミュンヘン会議はウクライナにおける平和への道筋を明らかにしなかった＝独専門家
ミュンヘン安全保障会議の前議長であり、現在同会議の基金理事長を務めるヴォルフガング・イッシンガー氏は１６日、今回のミュンヘン安全保障会議には多くの人が期待していたが、それは実現しなかったと若干の落胆を示しつつ、同時に過度に悲観的な結論を出すことも控えるよう呼びかけた。
交渉人としてのトランプ氏を過小評価すべきでない＝ストゥブ・フィンランド大統領
フィンランドのストゥブ大統領は１６日、欧州は言葉から行動へと移行した上で、自らの防衛を強化し、どのような「付加価値」を米国のために生み出し得るかを示さねばならないと発言した。
「計画が作られていない以上、ロシア人との会談は一切生じない」＝ゼレンシキー宇政権幹部
ウクライナのゼレンシキー大統領の側近であるイェルマーク大統領府長官は１６日、現在のウクライナとロシアの会談に関する話はいずれも偽情報だとし、あり得る交渉の前には計画が作られなければならないと指摘した。
シビハ宇外相、王中国外交部長と会談 中国による支持への期待を伝える
ウクライナのシビハ外相は１５日、中国の王毅外交部長と会談し、ウクライナは中国の支持を必要としていると伝え、また王氏をキーウへと招待した。
勝利がどのようなものになるかは、ウクライナ次第＝ケロッグ米特別代表
米国のケロッグ・ウクライナ・ロシア問題特別代表１５日、現在のウクライナの勝利がどのようなものとなるかはウクライナにとっての問題であると述べつつ、他方で何よりもまず戦闘を止めなければならないと主張した。
２月以降の対露制裁は戦争終結のための誠実な努力に結び付けられるべき＝Ｇ７外相声明
Ｇ７は１５日、ウクライナの自由、主権、独立及び領土一体性を擁護するウクライナへの揺るぎない支持を再確認し、持続的な平和と力強い安全の保証の達成のために作業していく準備を示した。
「ミュンヘンでの会談はウクライナが孤独でないことを確信させている」＝シビハ宇外相
ウクライナのシビハ外相は、ミュンヘン安全保障会議の会場でパートナー国やいわゆる「グローバルサウス」の国々と多くの二国間・他国間会談を開いたとし、それらはウクライナは孤独ではないと確信する根拠を与えていると発言した。
2025年2月15日
大国がウクライナに命令する時代は終わった＝ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は１５日、戦争はウクライナで生じているのだから、ウクライナこそが、和平プロセスで誰が交渉の席に着くかを決めねばならないと発言した。
米国との鉱物資源利用に関する合意はまだ準備ができていない＝ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は１５日、米国との間で準備されているウクライナの鉱物資源の利用に関する合意案はまだ準備ができていないと述べ、それは安全の保証と結びついた投資でなければならないと発言した。
今は欧州が自らの力を発揮せねばならない存亡の時＝ベーアボック独外相
ドイツのベーアボック外相は１５日、欧州の国々はロシアの対ウクライナ戦争終結問題にて単一の声で臨まねばならないとし、なぜなら欧州における平和は欧州が合意せねばならないからだと発言した。
ウクライナの計画は２０２５年中にパートナーたちと一緒に戦争を終わらせること＝ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は１５日、ウクライナの計画はロシアに圧力をかけ、パートナーたちと一緒に安全の保証を準備し、２０２５年中に平和を達成することだと発言した。
米国は２つの方向で露宇戦争の和平交渉を行っている＝ケロッグ米特別代表
米国のケロッグ特別代表は１５日、自身は米国とウクライナの間の作業を担当しており、ロシアとの間の作業は米国の中東担当代表のスティーヴ・ウィトコフ氏が担っていると発言した。
２０２４年２月２４日に新たな地政学的ＥＵが誕生した＝コスタ欧州理事会議長
欧州連合（ＥＵ）のコスタ欧州理事会議長は１５日、欧州連合（ＥＵ）は平和と安全の達成という欧州全体のプロジェクトの要素としてウクライナ支援を見ているとし、同支援を与え続けていくと発言した。また、同氏は、交渉の前から侵略者に譲歩するのは、それがどのようなものであり大きな過ちだと指摘した。
「１９３８年のミュンヘンでの失敗は、今でも過ち」＝フレデリクセン・デンマーク首相
デンマークのフレデリクセン首相は１５日、ウクライナは戦争に勝利せねばならず、和平合意は、ロシアがウクライナあるいは欧州の他の場所で再侵攻することがないことを保証するものでなければならないと発言した。
背後で結ばれる合意にウクライナが同意することは決してない＝ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は１５日、ウクライナの参加なく、自分たちの背後で結ばれる合意にウクライナは決して同意しないとし、交渉の席には欧州も必ず着かねばならないと発言した。
2025年2月14日
ゼレンシキー宇大統領、メローニ伊首相と電話会談 ウクライナの安全の保証について協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は１４日、イタリアのメローニ首相と電話会談を行い、ウクライナのための長期的な安全の保証に関して、パートナーたちとの調整について協議を行った。
欧州はウクライナのＥＵ統合加速のために「山を動かすべき」＝フォンデアライエン欧州委員長
欧州連合（ＥＵ）のフォンデアライエン欧州委員会委員長は１４日、欧州はウクライナのＥＵ統合プロセスを加速し、そのためにＥＵ内部で「山を動かす」準備が必要だと発言した。