ルビオ米国務長官、国連総会会場での米ウクライナ首脳の会談可能性に言及
ウクルインフォルム
米国のルビオ国務長官は、ニューヨークで来週開かれる国連総会の会場にて、トランプ米大統領とゼレンシキー宇大統領が会談する可能性に言及した。
ルビオ国務長官がイスラエル訪問時に記者団に対して発言した。AFPが報じた。
ルビオ氏は、トランプ氏はすでにロシア首脳のプーチン氏と複数回やりとりをし、ゼレンシキー氏と複数回会談をしていると喚起した上で、「おそらく来週、ニューヨークで再び(そのような会談が)あるだろう」と発言した。
また同氏は、トランプ氏はまだウクライナとロシアの間で和平合意が達成されることを期待しているとし、「彼は試し続ける。もし平和が可能なら、彼はそれを達成したがっている。(中略)ある時、大統領は、それは不可能だと結論付けるかもしれない。彼はまだそこに至っていないが、しかしそこに至る可能性はある」と指摘した。
同氏はその他、トランプ氏はプーチン氏とも、ゼレンシキー氏とも、欧州の人々とも話すことができる点でユニークだと述べた。
その際同氏は、「もし彼が何らかの形でそれを拒否していたり、対露制裁を科して、『私はおしまいだ』と述べたりしていたら、世界には(戦争)終結の仲介のできる者は1人もいなくなってしまっていただろう」と主張した。
写真:ウクライナ大統領府