ウクライナは今年中にも170億ユーロを受領可能、ただし改革が条件=コスタ欧州理事会議長
コスタ欧州理事会議長が、最近の欧州理事会会合について伝える欧州議会での演説の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
コスタ氏は、「ウクライナと同国の国民を支えていくという私たちの決意は、これまで以上に強い。今年、ウクライナ向けの防衛分野の融資の一環で、すでに160億ユーロが拠出された。また今年、170億ユーロの予算支援が提供される。しかし、これらの資金は必要な改革の導入を条件として提供されるものだ」と述べた。
また同氏は、EUは「2027年に必要なウクライナの需要に対する資金提供」を確保すると述べた。
同氏はそして、現在ウクライナに提供された対外援助の80%がEUとその加盟国の分担だと指摘し、他の「国際パートナーたちも活動を活発化させ、努力を強化すべきだ」と述べた。
さらに同氏は、平和に向けたEUの願望は侵略国に対する不断の圧力を伴わなければならないと強調した。同氏はその際、「平和達成を目的とするどのような誠実な努力も重要だ。しかし、ロシアの行動は逆に、容認できないエスカレーションを示している」と指摘し、ロシアに対して「この危険なエスカレーション」に終止符を打つよう求めた。
同氏はそして、「ロシアが遂行するハイブリッド戦争、破壊工作、さらに欧州の空域や海域への侵入は、私たちに『ウクライナの安全保障は欧州の安全保障』だということを思い起こさせる。両者は切り離しがたく結ばれているのだ」と強調した。
その点につき、同氏は、EUは自らの防衛戦略を実践し、市民や重要インフラを保護する能力を強化していくと述べた。
その上で同氏は、「私たちの目的は変わらない。ウクライナの主権と安全を尊重する条件での、公正かつ永続的な平和だ」と強調し、欧州理事会もウクライナのEU加盟への道を支えることを目指していると述べた。