ポーランドにはロシアが作り出した親露感情と反ウクライナ感情が増大している=トゥスク首相
ウクルインフォルム
ポーランドのトゥスク首相は14日、同国にはロシアのクレムリンが作り出した親露感情と反ウクライナ感情の波が増大しており、政治家の役割はそれを止めることだと発言した。
トゥスク首相がXアカウントに書き込んだ。ポーランド国営PAPが報じた。
トゥスク氏は、Xアカウントに「クレムリンが本当の恐怖と感情をもとに作り出した親露感情と反ウクライナ感情の波が増大している」と書き込んだ。
その際同氏は、政治家の役割はその波を止めることだと指摘した。
また同氏は12日、ポーランド当局と軍は、ポーランドへの無人機攻撃の責任が誰にあるかについて十分な情報があると明言していた。同氏はその際、「私たちは、ロシアからの印象操作と偽情報に敏感にはならない。ポーランドは、その行動の出所、発射場所、意図について確信している」と述べていた。
同氏はさらに、ポーランド国民に対し、注意深くなるよう、そして、評価やコメントをする場合は、ポーランドの政府機関、とりわけ軍、他の当局、国営メディアから発信された、あるいは確認の取れた情報にのみ基づいて行うよう呼びかけていた。