
被拘束者交換が開始 19名がウクライナ政府管理地域に帰還の見込み=大統領府
16日、ウクライナとロシア側の被拘束者相互交換が始まった。ウクライナ政府管理側には、一時的被占領地にて拘束されていた19名のウクライナ国民が帰還する予定である。
インフォグラフィック 欧州安全保障協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、2020年第1四半期におけるドンバス地方での停戦違反件数の減少を報告した。
16日、ウクライナとロシア側の被拘束者相互交換が始まった。ウクライナ政府管理側には、一時的被占領地にて拘束されていた19名のウクライナ国民が帰還する予定である。
ウクライナの一時的被占領地再統合省は、被占領地に居住する自国民に対して、ロシア連邦との間の移動、5月9日の対独戦勝記念日に向けた準備を、新型コロナウイルス拡散の危険な要因として警告した。
チョルノービリ(チェルノブイリ)立入制限区域では、炎の消えた部分で続くくすぶりの鎮火が続けられている。
4月15日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、統一部隊側を3回攻撃した。
4月16日9時時点でウクライナ国内にて確認されている新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例は、4161件。過去24時間で新規に397件確認された。死亡事例は計116件となった。
2020年4月15日
大統領府は15日、新型コロナウイルス感染症の世界的拡散(パンデミック)と現在防疫期間の要件を守ることの大切さを伝える動画を公開した。
中央銀行は14日、3月にフリヴニャ売却に大きく介入して以降、4月上旬に5億米ドル以上買い上げたことを伝えている。
ウクライナ国内の交通機関の段階的再開が5月以降となるのは確実であり、6〜7月となる可能性がある。
クレーバ外相は14日、カナダのシャンパーニュ外相と電話会談を行い、新型コロナウイルス拡散対策と本年1月にイランで撃墜されたウクライナ機事件の捜査プロセスにつき協議した。
欧州連合(EU)とカナダは、新型コロナウイルス関連の偽情報の拡散に共同で対抗していく。
イタリア在住のロシア国民がイタリア国民に対して、ワッツアップなどのメッセージアプリを通じて、ロシアからイタリアへ送られた人道支援について、プーチン露大統領にお礼を述べる動画の撮影を200ユーロで提案するメッセージが拡散されている。
最新世論調査の結果、60%の国民が最高会議の農地市場法採択を支持していないことが判明した。
オデーサの写真家イェウヘン・サムチェンコさんの写真が英国のナショナル・ジオグラフィック・トラベラー誌に見開きページに採用された。
ウクライナのアントノウ社による世界最大輸送機An-225「ムリーヤ(夢)」が、中国からポーランドに100トンの医療関係品を輸送した。
最新の世論調査によれば、54%のウクライナ人が新型コロナウイルスの感染拡大より、防疫制限措置による経済面での悪影響をより懸念している。
ウクライナでは、4月15日朝時点で684名の医療従事者が新型コロナウイルス感染症(Covid-19)に罹患している。
ウクライナ正教会(統一派)のゾリャー広報担当は、ウクライナ正教会モスクワ聖庁(ロシア正教会傘下)のオヌーフリー府主教による防疫期間中でも復活祭の典礼を行うとの発言を批判した。
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、19日の復活祭を前に、全国テレビ局との間で各教会の復活祭時の典礼を放送することで合意したと伝え、3月より続く防疫方策の期間の長さは国民の復活祭時の行動に左右されると指摘した。
南部ドニプロ市にて、市民に対して新型コロナウイルス感染症拡散期に自宅に残り、防疫方策を守るよう、歌いながら呼びかける動画「ドニプロ、stay home!(自宅にいて!)」が作成された。
最高会議(国会)の与党「人民奉仕者党」のダヴィド・アラハミヤ会派長は、最高会議の次期臨時会合を4月16日に招集する決定が下されたと伝えた。
4月14日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、統一部隊側を9回攻撃、ウクライナ軍人3名が負傷した。
4月15日9時時点でウクライナ国内にて確認されている新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例は、3764件。過去24時間で新規に392件確認された。死亡事例は計108件となった。
2020年4月14日
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は14日、セルヒー・コルスンシキー氏(現外交アカデミー学長)を駐日ウクライナ大使に任命した。
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は14日、ケルスティ・カリユライド・エストニア大統領と電話会談を行なった。
国際通貨基金(IMF)は、新型コロナウイルス感染症拡大を受け、ウクライナの2020年の実質GDP成長率をマイナス7.7%と大幅に下方修正した。
ウクライナ保安庁(SBU)防諜部隊は、ロシア特殊部隊による著名なチェチェン系志願兵アダム・オスマイェウ氏殺害計画実行などに関わった、同庁のヴァレリー・シャイタノウ少将を国家反逆罪とテロ実行罪の容疑で拘束した。
14日、チョルノービリ(チェルノブイリ)立入制限区域にて、今月4日より続いていた火災が鎮火された。
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、新型コロナウイルスの大型感染のリスクが指摘される19日の復活祭を前に、国民一人一人が防疫方策の重要性を認識し、人の集まりを作らないようにするべきと強調した。
ドミトロー・シュミハリ首相は13日、ウクライナの経済成長が本年下半期にも再開することへの期待を示した。
欧州連合(EU)は、電子署名利用のパイロットプロジェクトへの参加に、東方パートナーシップ(EaP)参加国の中からウクライナを選び招待した。
ロシア連邦の捜査委員会は、クリミア・タタール人指導者として知られるムスタファ・ジェミレフ最高会議議員に対して、「違法な国境の越境」を含む複数の容疑を伝達した。
警察は、キーウ(キエフ)州にて、チョルノービリ(チェルノブイリ)立入制限区域内の火災発生に関与した疑いのある男性を更に1名摘発した。
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は、チョルノービリ(チェルノブイリ)市近郊にて4月4日から続く火災の状況を注意深く追っていると発言した。
4月13日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、統一部隊側を7回攻撃した。
4月14日9時時点でウクライナ国内にて確認されている新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例は、3372件。過去24時間で新規に270件確認された。死亡事例は計98件となった。
2020年4月13日
キーウ(キエフ)市のペチェルシク大修道院では、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)により、2件目の死亡事例が確認された。
最高会議(国会)は13日の臨時会合にて、2020年度国家予算への改正法案を採択した。
ウクライナが提示している条件でのドンバス地方への国連平和維持軍の派遣は、現時点では実現可能性が小さい。
ウクライナ・ロシア間の次期被拘束者交換は、今週実施される。今回解放されウクライナへ帰国する者は、新型コロナウイルス感染症の検疫施設で2週間過ごすことになる。
キーウ(キエフ)市のペチェルシク大修道院は、防疫期間中閉鎖される。
4月13日7時時点のウクライナ軍内で登録されている新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例数は19件。その内死亡事例が1件、回復事例が1件となっている。
チョルノービリ(チェルノブイリ)立入制限区域では、今月4日に始まった火災が今も続いている。
4月13日9時時点でウクライナ国内にて確認されている新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例は、3102件。過去24時間で新規に325件確認された。死亡事例は計93件となった。
2020年4月12日
保安庁(SBU)のイヴァン・バカーノウ長官は、ロシア発ソーシャルメディアであるオドノクラスニキとフコンタクチェへのウクライナ国内からのアクセス禁止措置を3年間延長することを提案している。
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は11日、ウクライナ東部のドネツィク州とザポリッジャ州を訪問、軍の施設を視察した。
4月12日9時時点でウクライナ国内にて確認されている新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例は、2777件。過去24時間で新規に266件確認された。死亡事例は計83件となった。
2020年4月11日
ヴィタリー・クリチコ・キーウ(キエフ)市長は、同市では外出禁止令は施行されないと発言した。
ウクライナ政府は、すでに現在の防疫方策を段階的に緩和する計画を作成しているが、まだ完成はしていない。
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は10日、文在寅韓国大統領と電話会談を行い、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)の世界的拡散(パンデミック)への対策につき協議を行なった。
4月11日9時時点でウクライナ国内にて確認されている新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例は、2511件。過去24時間で新規に308件確認された。死亡事例は計73件となった。
2020年4月10日
世界銀行は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡散(パンデミック)の期間、ウクライナに、社会の支援を必要とする層のサポートを目的として5000万米ドルを追加供与する。
ヴォロディーミル・ゼレンシキー大統領は10日、イタリアのジュゼッペ・コンテ首相と電話会談を実施し、新型コロナウイルス感染拡大につき協議を行なった。
ドミトロー・ラズムコウ最高会議(国会)議長は、最高会議議員が提出した銀行活動規定メカニズム補完に関する改正法案(通称「銀行法案」)への改正案約1万6000本は、最高会議の活動を妨害することを目的にされているとの見方を示した。
10日、国家捜査局は、元最高会議議員(人民戦線党会派)のテチャーナ・チョルノヴォル氏に対して、2014年2月のマイダン革命期における地域党事務所放火による殺人の容疑を伝達した。
ロシアは、ウクライナに対して、いわゆる「DPR・LPR」なるものの代表者との直接協議をさせようと努力し、自らは仲介者の役割を担おうと試みているが、ウクライナ政権は、そのようなフォーマットを支持しておらず、ロシアが紛争の当事者であることを強調し続けている。
被占領下クリミアにて、新型コロナウイルス感染事例が新たに3件確認された。
4月10日朝時点でウクライナ軍内には7件の新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例が登録されている。また、145名が隔離されている。
4月9日、ウクライナ東部のロシア連邦占領軍は、統一部隊側を21回攻撃した。
4月10日9時時点でウクライナ国内にて確認されている新型コロナウイルス感染(Covid-19)事例は、2203件。過去24時間で新規に311件確認された。死亡事例は計69件となった。