
トランプ米大統領、ウクライナへの「パトリオット」供与について「可能かどうか見てみる」
ウクルインフォルム
米国のトランプ大統領は25日、ウクライナが何よりも必要としているという防空システム「パトリオット」の供与の可能性について検討すると発言した。
トランプ大統領がハーグで行われたNATO首脳会議後の記者会見で発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
トランプ氏は、「彼ら(ウクライナ)は、彼らが言うところの『パトリオット』のようなミサイル防衛システムを欲している。私たちは、それらを彼らが得られるようにすることが可能か見てみる」と述べた。
また同氏は、それらのミサイルは入手が非常に困難であり、システムは米国自身も必要としており、イスラエルにも供給しているとし、「100%効果的だ」と発言した。
同氏は同時に、「彼ら(ウクライナ)は、何よりもそれを欲している」と伝えた。
また同氏は、ゼレンシキー大統領との会談は「とても良かった」と述べ、同時にロシアの首脳プーチン氏とも戦争終結の可能性について話し合いたいと発言した。
これに先立ち、25日、ハーグにて、ゼレンシキー宇大統領とトランプ米大統領が会談した。
写真:NATO