ゼレンシキー宇大統領、欧州5か国首脳とNATO事務総長と防空強化について協議

ゼレンシキー宇大統領、欧州5か国首脳とNATO事務総長と防空強化について協議

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ウクライナのゼレンシキー大統領は25日、ハーグで開催されたNATO首脳会議の会場内で、E5と呼ばれる欧州の5か国(ドイツ、フランス、英国、イタリア、ポーランド)の首脳およびルッテNATO事務総長と会談し、とりわけウクライナへの防空システムと自爆型無人機「シャヘド」対策システムの供与について協議した。

ウクライナ大統領府広報室が伝えた

発表によれば、ロシアが民間人への攻撃を増加させている中、ウクライナの防空網強化の重要性について、詳細な協議が行われ、その際主に防空システムと対イラン製自爆型無人機『シャヘド』迎撃システムについて話し合われた。

その際ゼレンシキー大統領は、ロシアが攻勢作戦を強化しており、戦争を終わらせる意思を示していないと伝えた。そして同氏は、何よりもエネルギー部門と銀行部門、「影の艦隊」に対するロシアへの圧力を強化し、また二次制裁を導入する必要があると主張した。

さらに同氏は、ウクライナがNATOとその加盟国を頼ることができていることを強調した。その際同氏は、「私たちの国民、軍人、真に英雄的な人々への大きな支援に感謝している。防空、ジェット機の訓練ミッション、そして新たな支援パッケージに感謝する」と伝えた。

ルッテNATO事務総長は、今回の首脳会議が明確なシグナルを発したとし、それはす、ウクライナに対するNATOのコミットメントは維持され、首脳会議の宣言でそれが明記されたことだと指摘した。

さらに同氏は、「あなた方は現在も将来も私たちを頼りにできる。あなた方が自らを守り、交渉の場でより強くなり、将来の侵略を抑止し、そしてNATOへの不可逆的な道を進むために」と強調した。

同氏はまた、E5諸国やその他のパートナー国が、防空システム、戦車、歩兵戦闘車、榴弾砲システム、無人機、弾薬を含む著しい支援をすでに発表していることを喚起した。加えて同氏は、NATOはウクライナの将来の軍隊と安全保障部門の構築を目的とした70以上のプロジェクトを進めており、それらがウクライナのNATOへの道を不可逆的なものにしていると説明した。


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