トランプ米大統領、イスタンブルの宇露首脳会談に自身が合流する可能性に言及
米国のトランプ大統領は12日、イスタンブルで開催されるかもしれないゼレンシキー宇大統領とロシア首脳プーチン氏との会談に、自身も合流する可能性を検討していると発言した。
2025年5月12日
米国のトランプ大統領は12日、イスタンブルで開催されるかもしれないゼレンシキー宇大統領とロシア首脳プーチン氏との会談に、自身も合流する可能性を検討していると発言した。
ロシア大統領府のペスコフ報道官は12日、西側諸国によるウクライナにおいて30日間の停戦に同意しなければ追加対露制裁を発動するとの要求について、ロシアは「最後通牒の言葉は受け入れない」と発言した。
欧州連合(EU)のカラス外務・安全保障政策担当上級代表は12日、ロシアを「ゲームで遊んでいる」として非難し、ウクライナにおける終戦に関するどのような交渉も、その前に停戦がなければならないと強調した。
トルコのフィダン外相は12日、ウクライナとロシアは停戦と交渉実施について異なる順序を主張しており、またそれぞれが米国の支持を得ようと努力していると指摘した。同時に同氏は、交渉の前には停戦があるべきとの立場を堅持していると発言した。
ポーランドのヴロンスキ外務報道官は、12日にロンドンに集まる欧州の「ワイマール・トライアングル+」諸国の外相は、米国とトルコの外相と電話会談を行い、イスタンブルでのロシアとウクライナの間の和平交渉の組織について協議を行うと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、新ローマ教皇レオ14世と電話会談を行った。
フランス大統領府は11日、現在ロシアメディアなどが拡散している、10日にマクロン仏大統領ら欧州首脳がキーウへ向かう際に乗っていた電車の中のテーブルの上の「白い粉の入った袋」という偽情報を否定した。
英国のラミー外相は、来週のスターマー英首相と欧州連合(EU)首脳の会合を前に、ウクライナ支援と広域地域防衛協力について協議するために12日に複数の欧州の国の外相を招待する。
2025年5月11日
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、5月15日にトルコでロシア首脳プーチン氏と会うという決定は、トランプ米大統領も他の首脳も支持していると発言した。
トルコのエルドアン大統領は11日、ロシアの首脳プーチンとフランスのマクロン大統領とそれぞれ電話会談を行った。
米国のトランプ大統領は11日、ロシアによる15日のトルコでの直接交渉の実施につき、ウクライナはそれに「応じるべきだ」と発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、ロシアによる停戦を期待しており、5月15日に自身はトルコにてロシアのプーチン氏を待つと発言した。
フランスのマクロン大統領は11日、ロシアの首脳プーチン氏によるウクライナとロシアの直接交渉の提案につき「最初の一歩だが、不十分だ」と指摘した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、ウクライナは5月12日からの完全停戦実施を条件に、ロシア代表者と合う準備があることを認めた。
2025年5月10日
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、キーウを訪問したスターマー英首相とマクロン仏大統領のそれぞれと別途2者会談を行った。
フランス、ドイツ、ポーランド、英国、ウクライナの5首脳は10日、キーウでの会合の総括として、共同声明を発出した。
ゼレンシキー宇大統領とスターマー英首相とマクロン仏大統領は10日、キーウ市内の戦死者追悼の壁とソフィア大聖堂を訪れた。
ポーランドのトゥスク首相は、ロシアは即時かつ無条件の停戦提案を真剣に受け止めるべきであり、そのイニシアティブに対するどのような軽視も諸国の制裁の強化を招くであろうと発言した。
日本の石破首相は、10日キーウで英仏主催で開催された「有志連合」会合に書面でメッセージを発出した。
ウクライナのゼレンシキー大統領とキーウを訪れた仏独英ポーランドの4か国首脳は10日、米国のトランプ大統領と電話会談を行い、和平努力について協議を行った。
マクロン仏大統領、メルツ独首相、スターマー英首相、トゥスク・ポーランド首相は、ロシアに対して、30日間の完全かつ無条件の停戦に同意するよう呼びかけ、またウクライナ支援を拡大することを明言した。
ロシア首脳プーチンの報道官であるペスコフ氏は、ロシアは、戦場で「一定のダイナミズム」を目にしない限り、長期の停戦には同意しないとし、また停戦の前にはウクライナへの武器の供給が止められるべきだと発言した。
フランスのマクロン大統領は10日、他3国首脳とのキーウ共同訪問の開始時に、今回の訪問の3つの主要なメッセージにつき言及した。
10日、マクロン仏大統領、メルツ独首相、スターマー英首相、トゥスク英首相がウクライナ首都キーウに到着し、ゼレンシキー宇大統領夫妻と共に戦死者の追悼を行った。
ドイツ、フランス、ポーランド、英国の4か国の首脳は、10日にキーウを訪問して、ゼレンシキー宇大統領と会談することを認めた。
2025年5月9日
ウクライナとハンガリーは9日、それぞれ自国で活動する相手国の外交官を2名ずつ追放すると発表した。
ドイツのメルツ首相は9日、ロシアに対して来週からの30日間の停戦の提案に同意するよう要請し、それはプーチンが平和への準備があるかどうかを計る本当のテストとなると発言した。
対ウクライナ侵略犯罪を扱う特別法廷の設置を目指す諸国連合に参加する国々の外相やその他政権代表者は9日、同法廷設置に必要なプロジェクトの技術的作業が終了したことを歓迎した。
ドイツのメルツ新首相は9日、米国のトランプ大統領はロシアを和平交渉開始へと向かわせるために、同国への圧力を増すべきだとの見方を示した。
ウクライナのシビハ外相など、欧州7か国の外相が第二次世界大戦終結80周年に合わせて、同大戦の5つの教訓を喚起し、それが現在のロシア・ウクライナ戦争に持つ意味、繰り返してはならない過ちについて説明した。