EU上級代表、東南アジア諸国にロシア産原油を購入しないよう呼びかけ
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)のカラス外務・安全保障政策担当上級代表は28日、中東での紛争に起因する燃料不足への対応に苦慮している東南アジア諸国に対し、原油供給をロシアに求めないよう呼びかけた。
カラス上級代表がブルネイでの東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議後の記者団とのやりとりの際に発言した。ロイターが報じた。
カラス氏は、米国及びイスラエルの対イラン戦争により、世界の原油及びガス供給の約5分の1を占める主要輸送路であるホルムズ海峡が事実上封鎖されたことで、ロシアが利益を得ていると指摘した。
同氏はその際、「原油による収入は、ロシアが(編集注:ウクライナでの)戦争の資金調達に使用している資金であることを思い出してほしい。私たちは、その戦争が終結することに関心がある」と発言した。
また同氏は、「だからこそ私たちは、当然ながら資源の多様化を支持し、ロシアではなく他の場所で資源を探すことを支持する」と述べた。
同氏は、ASEAN閣僚との会談で本件が提起されたかどうかについては明言しなかった。
なお、先月のロイターの報道では、ベトナム、タイ、フィリピン、インドネシアなどの東南アジア諸国がロシアからの原油購入拡大を模索していると指摘されていた。