ロシアは、まず宇露の二者交渉、その後三者交渉を行うことを提案＝ゼレンシキー宇大統領

ゼレンシキー大統領がホワイトハウスでのトランプ米大統領と欧州首脳たちとの拡大会談後の記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

ゼレンシキー氏は、「米大統領は、ウクライナ、米国、ロシアの三者首脳会談を支持した。米国は、それをできるだけ早く行うことを提案しているが、そのためには全ての当事者の合意が必要だ。全員での会談と、安全の保証についてどのように取り組んでいくかの調整を終えた後、米大統領はロシア側と連絡を取り、彼らはどのような外交的ステップが可能かについて話し合った。ロシアは、まずウクライナとロシアの二者会談を行い、その後三者会談を行うことを提案した」と述べた。

また同氏は、自身は「首脳級のどのような形式にも」応じる準備があると強調した。

同氏はその際、「なぜなら、首脳レベルでしか、私たちは全ての困難かつ痛みを伴う問題を解決できないからだ。（中略）私は、プーチン氏との二者会談に応じる準備があることを確認し、欧州リーダーも皆私を支持してくれた。その後で、三者会談を期待している」と述べた。

なお、１８日、ホワイトハウスにて、ゼレンシキー宇大統領とトランプ米大統領の二者会談と、欧州首脳を交えた拡大会談が開催されていた。