英国王チャールズ国王、米議会でウクライナ防衛に向けた決意を呼びかけ
チャールズ国王が米議会の合同会議で演説を行った。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
チャールズ国王は、北大西洋条約機構(NATO)が初めて集団防衛の第5条を発動し、国連安保理がテロに対して結束した2001年9月11日の出来事の直後、「私たちの国民(英国民)が1世紀以上にわたり、2度の世界大戦、冷戦、アフガニスタン紛争、及びその他の出来事の際に肩を並べてきたのと同様に、私たちは共に(編集注:米国の)呼びかけに応じたのだ」と喚起した。
国王はまた、「今日(中略)ウクライナとその最も勇敢な人々を守るためには、それと同じ揺るぎない決意が必要だ。それは真に公正かつ永続的な平和を確保するために不可欠だ」と強調した。
この言葉に対し、米議会の議員たちは激しい拍手で応えた。
国王はさらに、米国と英国の間のパートナーシップの重要性を指摘し、それは安全保障と安定にとって非常に重要なユニークな同盟だと形容した。その際国王は、「私たちの国々が数世紀にわたって築き上げ、私たちが米国民に対して深く感謝しているこの同盟は、実にユニークなものだ。(中略)このパートナーシップは、今日、かつてないほど重要になっている」と発言した。
また、国王は、現代の脅威に対応するために防衛能力の強化が必要だとし、「英国は、私たちが直面している脅威が防衛分野での変革を求めていることを認識している。私たちの国は(中略)冷戦以来最大となる防衛費の増額を約束した」と述べた。
国王はその他、集団安全保障の確保における北大西洋条約機構(NATO)の役割や、米国と英国の緊密な軍事協力、特に「F35」戦闘機の開発プログラムや、オーストラリアを含む3か国のパートナーシップの枠組みにおける協力に注目した。
また国王の演説は、両国の経済協力、イノベーション、共通の技術プロジェクト、さらには環境保護に対する責任にも及んだ。
そして国王は、「私たちの世代は、最も重要な自然システムの破壊とどのように闘うかを決定しなければならない。(中略)これらの自然システムは、私たちの繁栄と国家安全保障の基盤である」と指摘した。
国王は加えて、国際協力に対して開かれた姿勢を維持し、孤立主義を避けるよう呼びかけた。その際国王は、「私たちの同盟が、私たちの共通の価値観を守り続けることを、そして私たちがますます内向きになろうとする大きな声に耳を貸さないことを、私は心から祈っている」と発言した。
また国王は、米国のグローバルな役割を強調し、「米国の言葉には重みと意味がある。(中略)この偉大な国家の行動には、さらに大きな意味がある」と締めくくった。
写真:動画のスクリーンショット