ゼレンシキー宇大統領、ウクライナ国旗の日に演説 「人々は被占領地でも私たちの旗を守っている」
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ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、8月23日の「国旗の日」に合わせて演説を行い、ウクライナが占領者に自らの大地を与えることはないと強調した。
ゼレンシキー大統領が市内で開かれた「国旗の日」式典の際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「私たちの旗は、一時的被占領下ウクライナ領にいる多くの私たちの人々にとって、目的であり、夢である。彼らは、この旗を守っている。なぜなら、私たちが占領者に自らの大地を与えることがないことを知っているからだ」と強調した。
同氏はまた、ウクライナ国旗は、自らの命をリスクにさらしながら、国を守り、国家全体の生存権を守っている何十万の軍人たちにとって現在最も大切なものを象徴しており、またロシアの拘束から帰ってきた人々にとっては、それは救いを象徴していると述べた。
写真:大統領府
同氏はさらに、「命を尊重しながらも、他方で私たちのウクライナ国旗を尊重しない国は、世界に存在しない。命が本当に大切にされているところではどこでも、ウクライナとのパートナーシップが価値となっている。ウクライナは最高の国々を団結させているのだ」と述べた。
同氏はまた、ウクライナのために戦う全ての人々に謝意を伝えた。