トランプ大統領は「パトリオット」用ミサイルの要請に「前向きに」応じた=ゼレンシキー氏
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は16日、米国のトランプ大統領が会談時に防空システム「パトリオット」用ミサイルの提供に関する自身の要請に前向きに応じたとしつつ、他方で最終的な決定はなかったと述べた。
ゼレンシキー大統領が仏エヴィアンでのG7首脳会談の際の記者団とのやりとりの際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「何よりも、彼(トランプ氏)はミサイルによって私たちをさらに助けられるということについて、とても前向きだった。(編集注:ミサイルの)生産が私たちのニーズほど大きくないことから、それは実に大きな課題なのだ。生産は米国で行われている」と述べた。
また同氏は、トランプ氏との会談の際、関連ミサイルの生産ライセンス提供の問題も提起したと述べた。同氏はその際、「私はライセンス問題を提起した。私はトランプ大統領にその件で要請した。私たちにはミサイルを生産するためのライセンスが必要だ」と述べ、ウクライナはこの問題に取り組んでおり、すでに生産企業と多く接触していると補足した。
同氏はさらに、「私はこのテーマに深く関わっている。しかし、いずれにせよ、もし彼らに準備があり、トランプ大統領がこのアイデアを支持してくれるのであれば、私たちはそれらの生産を増やしたいと考えている。現時点で、彼はいずれにせよ前向きだった」と指摘した。
記者からの、トランプ氏の「前向きな」回答というのが事実上の同意を意味するのかという確認の質問に対し、ゼレンシキー氏は「ええ、返事は前向きだった。そして私は、トランプ大統領が前向きである時に、それが『イエス』を意味することを期待している」と答えた。
これに先立ち、米国のトランプ大統領は16日、G7首脳会談の会場でウクライナのゼレンシキー大統領と「良好な」会談を行ったと発言していた。
写真:ウクライナ大統領府