ウクライナ汚職対策局、保安庁職員に容疑通知 捜査終了のための賄賂提供を教唆
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ウクルインフォルム
ウクライナの政権高官の汚職犯罪の捜査に特化した国家汚職対策局(NABU)は、保安庁(SBU)職員に犯罪容疑を通知した。同職員は、別の刑事捜索の際に、実業家から押収した資金を返還し、捜査を終結して欲しければ、賄賂を贈るよう同人物にほのめかした容疑がかけられている。
16日、NABU広報室が公表した。
報告には、「NABU及び特別汚職対策検察(SAP)は、家宅捜索時に押収された現金を返還し刑事捜査を終わらせるため、ビジネス界の代表者に対して法執行機関職員へ賄賂を渡すよう教唆したウクライナ保安庁職員に容疑を通知した」と書かれている。


NABUは、事件の詳細として2025年5月にザポリッジャにある企業の1つで家宅捜索が行われ、その際、総額600万フリヴニャ(約2150万円)以上の現金が押収されたと伝えた。その後、同社の経営者が、知人を介して法執行機関によるこのような行動の理由を調べることにし、その知人がSBU職員に情報を求めたところ、同職員は説明を行う代わりに、金銭で「問題を解決する」ことを提案したという。
当初は押収された額の半分の金額で現金を返還するという話であったという。その後、同職員は、15万ドルで、全ての資金の返還だけでなく、刑事事件の完全な終結についても法執行機関と合意できると約束したという。