69%のウクライナ国民、ロシアとの和平協議でNATO加盟を断念することに反対
ウクライナで行われた最新の世論調査にて、69%の人々がウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念するという条件でロシアと和平協議を始めることに反対していることがわかった。
写真 ウクライナのクレーバ外相は10日、ウクライナはドイツ製主力戦車「レオパルド2」を受け取ることになるということを疑っていないと発言した。
ウクライナで行われた最新の世論調査にて、69%の人々がウクライナが北大西洋条約機構(NATO)加盟を断念するという条件でロシアと和平協議を始めることに反対していることがわかった。
ウクライナへの侵略戦争を継続するロシア軍は10日未明、東部ドネツィク州クラマトルシクへとミサイルで攻撃を行った。その結果、集合住宅、教育機関、インフラ施設などが損傷し、民間人2名が死亡した。
ウクライナに駐在するG7の大使たちによるウクライナ国内改革支援グループ「G7大使ウクライナ・サポート・グループ」は10日、裁判官大会が高等司法評議会の8人の新しいメンバーを任命することと同評議会の速やかな活動の開始への期待を表明した。
イタリアのタヤーニ外相は、同国はウクライナに対して、防空システムを提供する意向を有しているが、同国政府は提供の前に技術的問題を解決する必要があると発言した。
ウクライナ東部マリウポリのアンドリュシチェンコ市長顧問は9日、ロシアにて一時的に占領されている同市における、破壊されていないが、住民が同市から避難しているアパートが略奪被害を受けていると報告した。
英国防省は10日、ウクライナ東部バフムート市周辺の情勢が困難であるとしつつ、ロシアが同市を近々包囲することはまずないだろうとの見方を示した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、1月20日に予定されているウクライナ防衛支援会議(ラムシュタイン会議)次期会合の前に、ウクライナにとって良いニュースが出てくる可能性を示唆した。
2023年1月9日
米国のサリヴァン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は9日、米国、同盟国、パートナー国は、ウクライナが勝利を達成できるように、同国への支援を迅速に行うべきだと発言した。
英国政府は現在、ウクライナへの戦車の提供を初めて検討している。
ウクライナへの侵略戦争を継続するロシア軍は、9日12時55分頃、ウクライナ南部ヘルソン市を砲撃した。この結果、住民が1名死亡、1名負傷した。
ウクライナ南部ザポリッジャ市出身の著名活動家で、全面戦争開始後に軍に入隊していたデニス・タラソウ氏が前線で戦死した。
9日朝のロシア軍によるウクライナ東部ハルキウ州シェウチェンコヴェの市場へのミサイル攻撃により、2名の女性が亡くなり、10歳の児童を含む4名が負傷した。
ウクライナ国防省傘下情報総局所属のスキビツィキー氏は、ロシアの発表した「一方的停戦」は何も意味せず、プーチン露大統領はそのような手段でウクライナ国民や国際社会の反応を確かめているのだと指摘した。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は9日、同国東部ハルキウ州クプヤンシク地区シェウチェンコヴェへとミサイル攻撃を行った。着弾した市内市場で60歳の地元女性住民が亡くなった。
チェコ共和国のフィアラ首相は、ロシアの対ウクライナ侵略戦争にてウクライナを支えることは西側の国々の義務だと思っていると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、前線の状況は引き続き困難であり、中でもバフムートとソレダールが最も厳しいと指摘した。同時に同氏は、ウクライナ軍は、それら地点の防衛を強化するために追加で部隊を投入したとも伝えた。
2023年1月8日
ウクライナのマリャル国防次官は8日、同国東部にて、ロシア軍はドネツィク州全てを制圧するために多大な努力を同州に集中させていると指摘した。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は8日、ロシアとの被拘束者交換により、同国に拘束されていた50名のウクライナ軍人を帰還させることができたと報告した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、7日から8日の朝にかけてウクライナ8州への攻撃を継続した。民間人の間に、死者2名、負傷者9名が確認された。
ウクライナのニュースサイト「LB」は、ウクライナのゼレンシキー大統領が、ウクライナ正教会モスクワ聖庁(ロシア正教会系)の聖職者13人のウクライナ国籍を停止する大統領令に署名したと報じた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、ロシア連邦による対ウクライナ戦争を正当化したり、テロ国家を賞賛したりするロシア国民やロシアと関係のある人物に対する制裁を発動したことを発表した。
2023年1月7日
ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、同日のウクライナ正教会が行ったキーウ・ペチェルシク大修道院でのクリスマスの典礼にてウクライナのための心からの祈りが聞かれたと発言した。
ポーランドのモラヴィエツキ首相は7日、ポーランド政府はウクライナへの現代的重火器の引き渡しのために、多くの同志国からなる連合の形成を期待していると発言した。同時に、ポーランド政府には単独でキーウに対して戦車を提供する意図はないとも述べた。
ウクライナの検事総局は7日、前日のドネツィク州バフムート市とバフムート地区へのロシア軍の砲撃により、住民が2名死亡、13名が負傷したと発表した。
ウクライナ北部チェルニヒウ州ニージン市に日本政府がJICAを通じて提供した550kWと270kWの大型発電機が引き渡された。
約50か国が参加し、ウクライナへの装備支援について協議する「ウクライナ防衛問題コンタクトグループ」(ラムシュタイン会議)の次回第8回会合は、1月20日に開催される。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、過去24時間でウクライナの7州で攻撃を継続した。これにより、民間人に死傷者が出ている。
ウクライナ正教会のエピファニー首座主教は7日、降誕祭(クリスマス)の典礼をキーウ・ペチェルシク大修道院のウスペンシキー寺院で始めた。
2023年1月6日
米国政府は6日、ウクライナに対して、30億ドル強の安全保障分野の新たな支援パッケージを発表した。今回の支援は、歩兵戦闘車「ブラッドレー」や、装甲輸送車、自走榴弾砲、ミサイル、弾薬などからなる。