ロシア軍攻撃でウクライナ中部ジトーミル州で死者1名、負傷者5名
9日夜から10日朝にかけてのロシア軍によるウクライナに対する無人機とミサイルでの大規模複合攻撃の際に、同国中部ジトーミル州では、住民が1名死亡、5名負傷したことが判明している。
9日夜から10日朝にかけてのロシア軍によるウクライナに対する無人機とミサイルでの大規模複合攻撃の際に、同国中部ジトーミル州では、住民が1名死亡、5名負傷したことが判明している。
欧州連合(EU)のカラス外務・安全保障政策担当上級代表は、10日未明にロシア軍の無人機がポーランド領空に侵入したことは、ロシアの対ウクライナ全面戦争が始まって以来の最も深刻な欧州領空侵犯であり、兆候はそれが偶発的なものではなく、意図的なものであったことを示唆していると指摘した。
9日にロシア軍の空爆を受けたウクライナ東部ドネツィク州ヤロヴァ町では、10日朝の時点で同攻撃による死者数が25人に上っている。
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、9日夕方から10日朝にかけて、自爆型などの無人機415機と巡航・弾道ミサイル43弾でウクライナに攻撃を仕掛けた。
ポーランドのトゥスク首相は、10日未明にポーランド領空に複数侵入したロシア軍の無人機への迎撃を発表した。
2025年9月9日
独防衛大手企業「ラインメタル」のアルミン・パッペルガー最高経営責任者(CEO)は、ウクライナへの防空システム「スカイレンジャー」の供給を発表した。
ウクライナのエネルギー研究所のハルチェンコ総裁は9日、現時点では冬季に全土で完全停電が生じる可能性を論じる根拠はないとしつつ、他方で、複数地域では局地的な停電はあり得るし、暖房に関しても同様のリスクがあるとの評価を示した。
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は9日、同国東部ドネツィク州ヤロヴァにて年金を受け取るために市民が集まっていた場所を空爆した。20人以上が死亡したことが判明している。
欧州連合(EU)のカラス外務・安全保障政策担当上級代表は9日、EUはウクライナに榴弾砲砲弾を200万弾提供するという今年の約束を10月までに完全に履行することを目指していると発言した。
ドイツのメルツ首相は8日、ロシアの首脳プーチン氏の帝国主義的計画はウクライナで終わるのではなく、そこで始まったにすぎないと述べ、リベラル民主主義の国々は、独裁体制の国々との長期的な闘いに備え、新たな安全保障システムを構築すべきだと指摘した。
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、8日夜から9日朝にかけて、同国に対して84機の自爆型無人機により攻撃を仕掛けた。
ウクライナのウラシューク制裁政策担当大統領全権は9日、ロシア軍による6日夜から7日朝にかけての大規模攻撃の際にキーウのウクライナ閣僚会議(内閣)庁舎に、一部が着弾した巡航ミサイル「イスカンデル9M727」を分析したところ、米国、日本、英国などで作られた部品が含まれていたことが判明したと報告した。
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、8日から9日にかけての夜間、同国南部ザポリッジャを自爆型無人機で攻撃した。民家への着弾により火災が発生し、女性住民1名が負傷したことが判明している。
2025年9月8日
6日夜から7日朝にかけてのロシア軍の大規模複合攻撃の際に無人機による攻撃を受けたキーウ市内スヴャトシンシキー地区では、8日に着弾した集合住宅の瓦礫撤去・救助作業が終了した。
ロシアに占領されているウクライナ領で活動するパルチザン運動「黄色いリボン」は、被占領下にあるウクライナ領のヘルソン州とクリミアの間を行き来する者は皆、検問地点でロシア製メッセンジャーアプリ「マックス」をスマートフォンにインストールすることを「執拗に勧告される」と報告した。
米ニューヨークタイムズは、ロシアの対ウクライナ全面侵攻が始まってから、これまでウクライナ側で参戦して失くなった米国民は少なくとも92名に上るとする、「国立第二次世界大戦下のウクライナ史博物館」の試算を紹介した。
ウクライナ国防省情報総局は、創設33周年を記念して、ロシア首都モスクワの複数地点でポスターを掲載した。
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、7日夜から8日朝にかけて、142機の自爆型などの無人機で同国に攻撃を仕掛けた。ウクライナ空軍は、この内112機が迎撃などにより無効化されたと報告している。
ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、前夜のロシア軍による複合空撃の際に、ウクライナ製の迎撃用無人機がロシアの目標を150点以上撃墜したと報告した。
ウクライナのスヴィリデンコ首相は、6日夜から7日朝にかけてのロシア軍の複合攻撃の際に損傷した閣僚会議(内閣)庁舎の建物内部の写真と動画を公開した。
2025年9月7日
キーウ市のトカチェンコ市軍行政府長官は、6日夜から7日朝にかけてのロシア軍によるウクライナ各地に対する無人機・ミサイルでの大規模攻撃の際の、キーウ市の3人目の死者に関する情報は確認が取れなかったとして撤回した。
ウクライナ空軍は、9月6日夜から7日朝までにロシア軍がウクライナに対して発射した無人機の数を805機から810機に修正した。ミサイルは13弾。
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、6日夜から7日朝にかけての大規模攻撃の際に、南部ドニプロペトロウシク州のドニプロ、クリヴィー・リフ、ニコポリ地区、シネリニコヴェ地区を攻撃した。
ウクライナ首都キーウのペチェルシキー地区にて、おそらく撃墜された無人機により、内閣庁舎で火災が発生した。
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、6日夜から7日朝にかけて、自爆型などの無人機805機とミサイル13弾で同国を攻撃した。その内無人機747機、ミサイル4弾は、撃墜ないし飛翔停止により攻撃目標に到達しなかった。
ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、6日夜から7日朝にかけて、同国各地を自爆形無人機やミサイルにより再び大規模な攻撃を行った。現時点までに、首都キーウでは死者が2名、負傷者が18名、南部ザポリッジャでは負傷者が17名確認されている。
2025年9月6日
カナダのカーニー首相は5日、ロシアを和平へと向かわせるためには、国際社会とウクライナ軍がロシアに対して最大限の圧力をかけねばならないと主張した。
NBCニュースは、米国はウクライナへの安全の保証提供の一環として、創設される可能性のある緩衝地帯の遠隔監視を主導するかもしれないと報じた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシアの首脳プーチン氏によるモスクワで二者会談を開くという案を拒否し、プーチン氏がキーウへ来れば良いと発言した。