国連総会、ロシア非難決議採択 露軍にウクライナからの即時撤退を要求 賛成１４１か国
国連総会は２日、決議「ウクライナに対する侵略」を賛成で採択し、ロシア連邦に対して、ウクライナへの侵攻を非難した上で、即時ウクライナ領からの撤退を要求した。
戦争
占領作戦は１５日間 ウクライナ国防省、露軍の侵略計画文書入手
ウクライナ国防省は２日、逃走したロシア軍がウクライナ侵略計画に関する文書を獲得したと発表した。同文書は２０２２年１月１８日に確定されたものであり、占領は当初、２月２０日から３月６日までの１５日間で行われる計画となっていたという。
キーウ市地下鉄の現在の避難者約１万５０００人
ウクライナ首都キーウ（キエフ）市の地下鉄では、現在最大１万５０００人が避難し、シェルターとして利用している。市内の地下鉄には、最大１０万人まで収容可能。
クレーバ宇外相、飛行禁止空域設定の代替メカニズムにつきＮＡＴＯに要請
ウクライナのクレーバ外相は２日、同国は北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）に対して、同国の上空に飛行禁止空域を設定するよう要請したとし、その他にも、上空の安全を確保する代替メカニズムについても話していると指摘した。
ウクライナの８８％がロシア撃退を確信
最新の世論調査によれば、ウクライナの８８％の回答者が、ウクライナはロシアの侵攻を撃退できると信じていることがわかった。
ロシア軍、北部チェルニヒウの警察署・病院へ砲撃
ウクライナへの侵略を継続するロシア軍は２日、北部チェルニヒウの警察地区支部と地区病院への砲撃を行った。
ロシアの侵攻でウクライナの民間人２０００人以上死亡＝国家非常事態庁
ウクライナ国家非常事態庁は、２月２４日から始まるロシア軍の対ウクライナ侵略により、現時点までですでに２０００人以上の民間人が亡くなっていると発表した。軍人の死者数は含まれていない。
ゼレンシキー宇大統領、世界のユダヤ人コミュニティに露軍のホロコースト現場攻撃に沈黙しないよう呼びかけ
ウクライナのゼレンシキー大統領は２日、世界中のユダヤ人に対して、キーウ（キエフ）市内のホロコースト現場「バービン・ヤール」へのロシア軍のミサイル攻撃について発言をするよう要請した。
ハルキウ市、露軍ミサイルが保安庁・内務省庁舎に着弾 被害者３名＝非常事態庁
２日朝、ウクライナ東部ハルキウ市の同州の保安庁（ＳＢＵ）、内務省総局、ハルキウ国立大学の建物にロシア軍が放ったミサイルが着弾。最新情報では、３名に被害が出た。
【ロシアの対ウクライナ侵略戦争】２日朝時点の各地の状況報告
２月２４日に始まったロシアの対ウクライナ侵略は各地で継続。各州行政府の情報によれば、３月１日、戦闘の激しかったのは、ハルキウ市、ハルキウ州、ジトーミル市、ヘルソン市、スーミ市、ドネツィク州、キロヴォフラード州、ミコライウ州、キーウ州。
戦時下にあるウクライナは、パートナー国からの支援を毎日必要としている＝ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国では戦争が毎日続いているのであり、パートナー国からの支援は毎日必要で、最大限迅速な行動が必要だと強調した。
ゼレンシキー大統領、ウクライナは露の侵略に向け準備していたと説明
ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国政権はロシアの侵略に対する抵抗の準備をしていたとしつつ、しかし、敵に国家防衛の行動パターンを知られないようにするために、準備していることは発表しなかったと発言した。
「私たちはウクライナの安全保障について話す準備がある。それはパートナー国次第」＝ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領は、ウクライナは自国の安全保障について話す準備があるが、それはパートナー国次第のことだと発言した。
2022年3月1日
ゼレンシキー宇大統領、バイデン米大統領と更なる対露制裁と防衛支援供与を協議
ウクライナのゼレンシキー大統領は１日、バイデン米大統領と電話会談を行い、対露制裁とウクライナへの防衛支援について協議を行った。
現在最も激しい戦闘は、キーウ北西、ハルキウ、ヘルソン＝ウクライナ大統領府
ウクライナのアレストヴィチ大統領府長官補佐官は１日、現在キーウ（キエフ）北西郊外では敵の車両の侵入を阻止、ハルキウでは砲撃、ヘルソンでは路上戦が行われていると報告した。
ゼレンシキー・ウクライナ大統領の欧州議会での演説（３月１日）
３月１日、ゼレンシキー・ウクライナ大統領は、欧州議会にオンラインで出席し、演説を行った。全文は以下のとおり。
ロシア軍、キーウ市テレビ塔を攻撃 放送は一時停止の可能性
１日、ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、キーウ市のテレビ塔への攻撃を行った。一定時間放送が途切れると見られる。
ハルキウへさらなる爆撃 集合住宅損壊 犠牲者あり＝ウクライナ非常事態庁
１日、ロシア軍は、ハルキウ市に対してさらなる爆撃を行い、ノヴォバヴァルシキー広場の５階建ての集合住宅の一部が破壊された。
ウクライナ政権はロシアの計画をずっと前から理解し、準備していた＝安保会議書記
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議（ＮＳＤＣ）書記は１日、ウクライナ政権はロシア連邦のウクライナに対する占領計画をずっと前から理解していたのであり、今回のような情勢展開への準備はできていたと発言した。
ウクライナはロシアとの協議を分析し、次回に向けて準備中＝クレーバ外相
ウクライナのクレーバ外相は１日、前日のロシアとの協議の結果を分析し、次回に向けた主張を形成しているとしつつ、同時にロシアからの最後通牒は一つたりとも受け入れるつもりはない、と発言した。
「ＥＵにとって今最善の決定は、ウクライナを即時受け入れること」＝クレーバ外相
ウクライナのクレーバ外相は１日、現在欧州連合（ＥＵ）にとって最善の決定は、ウクライナを完全な権利を持つ加盟国とすることだろうとの見方を示した。
ウクライナの無人機、スーミ州でロシア軍の戦車約１００両破壊＝地方自治体
ウクライナ北部スーミ州では、ウクライナ軍の攻撃型無人機バイラクタルがすでにロシアの兵器に多くの損害を出している。
「ウクライナが降伏に同意」という偽情報に注意＝ウクライナ国防相
ウクライナのレズニコウ国防相は１日、近々ロシアはウクライナの人々・軍の士気を下げるために、あたかも「ウクライナが降伏に同意した」という偽情報を拡散する情報・心理作戦を展開するとして、騙されないようにと注意喚起を行なった。
ハルキウとキーウが敵の主要な目標＝ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、侵略を続けるロシア軍の主要な目的はウクライナ第２の都市ハルキウと首都キーウ（キエフ）だと発言した。
エルドアン・トルコ大統領「私たちは、ウクライナの人々の戦いを評価している」
トルコのエルドアン大統領は、同国は危機のエスカレーションを防ぐためにモントルー条約に従った権限を行使したと発言した。
ロシア軍、南部ヘルソン市で民間人居住地を砲撃
１日、ウクライナ南部ヘルソン市にて、ロシア軍は民間人居住地を砲撃した。
キーウ市の前夜平穏 市内インフラ機能
ロシアからの侵略が続くウクライナの首都キーウ（キエフ）では、２月２８日から３月１日にかけての夜間は敵からの攻撃がなく平穏だった。しかし、領土防衛部隊とロシア工作員との戦闘は数件発生した。
ＥＵ・カナダ、ロシアのプロパンダ・メディアを禁止
欧州連合（ＥＵ）とカナダは、ロシアのプロパガンダを発信している「ＲＴ」や「スプートニク」を禁止すると発表した。
ロシア軍によるハルキウ中心部広場への爆撃 死傷者確認中＝ウクライナ国家非常事態庁
１日、ロシア軍は、ハルキウ市中心部の自由広場に対して爆撃を行った。現時点で少なくとも児童１名を含む、６名の負傷者が確認されている。死者数は確認中。