IOC、ロシア選手の国際大会出場制限を解除 ウクライナは憂慮

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IOC、ロシア選手の国際大会出場制限を解除 ウクライナは憂慮
国際オリンピック委員会(IOC)は7日、ロシア・オリンピック委員会の権利を一時的に回復させる決定を下した。

IOCのウェブサイトに決定が掲載された

IOCは、「IOC理事会は、ロシア・オリンピック委員会の資格停止処分を一時的に解除する。ロシア・オリンピック委員会は、ウクライナ国内オリンピック委員会の管轄下にある地域におけるいかなる地域のスポーツ組織も、もう自らのメンバーに含めていない。ロシア選手及びチームに関する推奨されていた出場条件は、これ以上適用されない」と表明し、今回の決定がIOC法務委員会による詳細な分析を経て下されたものだと付け加えた。

資格停止処分は2023年10月12日から適用されていた。

国際大会に復帰する全てのロシア選手は、現行のアンチ・ドーピング要件を満たさなければならないと書かれている。

またIOCは、「IOCはロシア国内で自らのイベントを開催することはなく、ロシアの政府高官や公務員をそれらに招待することもない」と補足した。

IOCはさらに、オリンピックにおけるロシアの国旗、国歌、色、またはその他のあらゆる識別標識の提示に関する決定は「適切な時期に」下されると伝えた。

発表には、「IOCは、ウクライナのオリンピック・コミュニティとの連帯を表明し続ける」と書かれている。

これに対して、ウクライナのシビハ外相とビドニー青年スポーツ相は、共同声明にて、IOCの決定に憂慮を表明した。ウクライナ外務省がXアカウントに声明を掲載した。

両大臣は、「ロシア人選手の出場を制限する勧告を解除するというIOCの決定は、国際社会に対して深く憂慮すべきシグナルを送るものである」と表明した。

また両者は、国際スポーツ大会を開催する各国の政府に対し、自国の領土内におけるロシアの国家シンボルの表示を許可しないよう求め、「その国旗の下で、ロシアはウクライナに対するいわれなき違法な戦争を継続している。毎日、民間人が殺害され、町が破壊され、国際法が侵害されている。侵略国のシンボルは、国際スポーツ大会に存在する場所はない」と訴えた。

その他両者は、「オリンピック・ムーブメントは、平和、人間の尊厳への尊重、団結の原則に基づいている。そのため私たちは、オリンピックにおけるロシアの国家シンボルの使用問題が、別途、最大の責任を持って扱われることを期待する」と伝えた。

また両者は、国際スポーツ連盟に対し、国際スポーツの誠実性と価値を保護するという自らのコミットメントに沿って、侵略国の代表者に対する現行の制限を維持するよう求めた。

両者はその上で、「ウクライナは、これらの原則を守るため、また、国際スポーツが侵略を正当化したり、戦争を継続する国の行動を覆い隠したりするためのツールとして決して使用されないようにするため、国際パートナーと緊密に取り組み続ける」と伝えた。

写真:unsplash


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