ハルキウ州への露軍ミサイル攻撃で住民2名死亡
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍による、29日の東部ハルキウ州へのミサイル攻撃により、住民2名が死亡した。
ウクライナ国防省は、30日未明にロシア軍が16機の自爆型無人機「シャヘド−131/136」で攻撃を仕掛けてきたと発表した。
2022年12月29日
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍による、29日の東部ハルキウ州へのミサイル攻撃により、住民2名が死亡した。
最新の世論調査では、ウクライナの54%の回答者がロシア正教会系の「ウクライナ正教会モスクワ聖庁」の活動の完全禁止を支持し、24%が国家が同教会の監視を行い、活動をコントロールすべきだと考えていることがわかった。
ロシア連邦の報道機関は、ウクライナのクリスマス・新年に期間限定で運行している蒸気機関車につき、ウクライナの電力不足と関連付けて紹介した。
ウクライナ軍参謀本部総作戦局のフロモウ副局長は、2023年、ロシア連邦ではさらに多くの爆発があるだろうと発言した。
ウクライナ保安庁(SBU)は29日、中部ポルタヴァ市のオレクサンドル・ママイ市長に対して、ウクライナ軍部隊の配置地点に関する情報を無認可で拡散した容疑を伝達した。
ウクライナ軍参謀本部総作戦局のフロモウ副局長は、29日にロシア軍がウクライナに対して発射したミサイルは69弾、内ウクライナ側は54弾を撃墜したと報告した。
ノーベル平和賞受賞者であり、ウクライナの人権保護団体「市民自由センター」の代表を努める、オレクサンドラ・マトヴィーチューク氏は、ロシアは国連安全保障理事会から除名すべきであり、そのための法的機会はあると発言した。
ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官は、ロシア軍の29日朝の攻撃の際、ミサイルが西部イヴァノ=フランキウシク州の住宅に着弾したが、爆発はしなかったと伝えた。
ウクライナのモナスティルシキー内務相は、ポーランドのシムチク警察長官にウクライナ側から贈呈されたグレネードランチャー(擲弾銃)が爆発したことにつき、過ちだったとして後悔を伝え、今後の実りある協力への期待を伝えた。
28日夜、ウクライナ南部オデーサ市では、エカチェリーナ2世の銅像が撤去された。なお、現在の銅像は、2007年に設置されていたもの。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は29日朝、同国各地に対して大規模なミサイル攻撃を行っている。
12月29日、キーウ市中心部で爆発音が響いた。
2022年12月28日
ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、最高会議(国会)にて年次教書演説を行い、過去1年の成果と今後の課題について最高会議議員に説明した。
ドイツ外務省のブルガー報道官は、現在のロシア・ウクライナ戦争の和平協議のタイミング、フォーマット、将来の和平協議の内容はウクライナの首脳陣が決めるものだと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、ロシア軍からの激しい攻撃の続くドネツィク州バフムートで撮られた写真を公開した。
ウクライナ軍東部戦力のチェレヴァティー報道官は28日、東部ルハンシク州のクレミンナ解放に向けてウクライナ防衛戦力は活動しているが、詳細は軍参謀本部の公式発表を待つべきだと発言した。
ウクライナ国防省傘下情報総局のブダーノウ局長は、12月27、28日に東部のロシア軍からの攻撃を激しく受けているバフムートを訪問した。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は27日、同国南部ヘルソンの産科病院を砲撃した。
シモンズ駐ウクライナ英大使は28日、英国では現在、ウクライナ文化が以前よりはるかによく知られていると発言した。
国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)は27日、ロシアによるウクライナへの全面的侵攻から2022年12月26日までに確認したウクライナにおける民間人の犠牲者数を1万7831人と発表した。内、死者は6884人、負傷者は1万947人となる。
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、同国は来年に向けて戦力の準備をしているとし、「来年は決定的とならねばならない」と発言した。
2022年12月27日
ウクライナのゼレンシキー大統領は27日、イタリアのメローニ首相と電話会談を行、ウクライナへの防空システム提供、ウクライナの提案する10項目の「平和の公式」の実現につき協議を行った。
ウクライナの一時的被占領地再統合省は27日、ロシア侵略に対する防衛戦にて戦死したウクライナ軍人42名の遺体を取り戻したと発表した。
ウクライナ外務省は、国連安全保障理事会におけるロシアの常任理事国地位の剥奪と国連からの同国の除名を目的とする包括的プロセスを主導すると発表した。
ウクライナの憲法裁判所は27日、「ウクライナ正教会モスクワ聖庁」の改名を定める法律「侵攻の自由と宗教団体」法を合憲と認めた。
チェコのゼマン大統領は、軍事支援を含めたウクライナへのさらなる支持を呼びかけ、またロシアはいずれウクライナから撤退せざるを得なくなるとの確信を表明した。
ウクライナ南部ヘルソン市のガス供給が完全に復旧した。また、電力供給は83%、水供給は92%、暖房供給は76%実現している。
ウクライナのハルシチェンコ・エネルギー相は27日、エネルギー省は発電機の数を増やし、電力供給の機会を拡大するために作業をしており、すでに電力システムの状況には改善が見られると発言した。
ウクライナのクレーバ外相は26日、同国は国連安全保障理事会にて「ソ連」の場所をロシアが独占することになった嘘と改ざんと和解することはないと述べ、ロシアの国連安保理と国連そのものからの除名に向けたプロセスを始めたことを伝えた。