ルーマニア大統領選挙勝利のダン氏、同国のウクライナへの戦後部隊派遣には反対
18日のルーマニア大統領選挙決選投票で勝利したニクショル・ダン氏は、ウクライナ領内での対ウクライナ支援は支持するが、平和を保証するためにウクライナ領へルーマニア軍を派遣するのは反対すると表明した。
2025年5月21日
18日のルーマニア大統領選挙決選投票で勝利したニクショル・ダン氏は、ウクライナ領内での対ウクライナ支援は支持するが、平和を保証するためにウクライナ領へルーマニア軍を派遣するのは反対すると表明した。
ウクライナのブルシロ大統領府副長官は20日、現在の露宇戦争関連の協議プロセスに特に積極的に関与している欧州の国は英国、フランス、ドイツ、イタリア、フィンランド、ノルウェー、ポーランドの7か国だと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、スターマー英首相、マクロン仏大統領、メルツ独首相とそれぞれ電話会談を行った。
米国のルビオ国務長官は20日、同国は北大西洋条約機構(NATO)同盟国にウクライナに対して防空システム「パトリオット」を供与することを奨励していると発言した。
2025年5月20日
ドイツのピストリウス国防相は20日、トランプ米大統領とロシアの首脳プーチン氏の前日の電話会談は、改めてプーチンが時間稼ぎをしており、平和を望んでいないことを示したと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、ストゥブ・フィンランド大統領、メローニ伊首相、フォンデアライエン欧州委員会委員長とそれぞれ電話会談を行った。
ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、キーウを訪れたノルウェーのホーコン皇太子と会談し、エネルギー強靭性の向上、両国の文化的繋がりの強化、防衛分野の投資について協議した。
欧州連合(EU)のピニョ欧州委員会報道官は20日、前日のトランプ米大統領とロシアの独裁者プーチン氏の間の電話会談の後、トランプ氏がその内容につき欧州のパートナーたちに報告したことを喚起し、その際に今後の露宇間交渉には米国と欧州が関与することが必要であることで一致したと伝えた。
中国の王毅外交部長は19日、ヴァーデフール独外相とシコルスキ・ポーランド外相と電話会談をった際に、中国は「ウクライナ危機」(編集注:露宇戦争)の解決のための交渉促進にコミットしており、公正な和平合意の達成を支持していると発言した。
ドイツのメルツ首相は19日、米露首脳電話会談後に、欧州の首脳は制裁によってロシアへの圧力を強めることで合意したと発言した。
2025年5月19日
米国のトランプ大統領は19日、ロシアの首脳プーチン氏と電話会談を行い、ロシアとウクライナは今すぐ停戦交渉を始めるべきだと発言した。また、同氏は、その電話会談の前と後にゼレンシキー宇大統領とも電話会談を行い、後者の際には欧州の首脳も加わった。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、米国のヴァンス副大統領との関係は前よりも肯定的になっているとし、バチカンでのヴァンス氏とのやりとりは建設的で成果のあるものだったと指摘した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、トランプ米大統領と2回電話をしたとし、1回目はトランプ氏と一対一で、2回目は他の首脳と一緒に行ったと報告した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、ロシアが停戦しなければ、欧州連合(EU)がロシアに対する真剣な制裁パッケージを発動すると発言した。同時に同氏は、米国が発動すべき制裁に関しては、それはまだ作業が必要だと指摘した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、ロシアとウクライナは全面戦争終結合意の前に、停戦に関する覚書に署名するかもしれないと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、前日のルーマニア大統領選挙で勝利したダン候補(ブカレスト市長)と電話会談を行った。
ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、戦争の終結と平和の確立の交渉を行う、ウクライナを恒常的に代表する交渉チームの編成を指示した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、ローマにてオーストラリアのアルバニージー首相と会談し、ウクライナへの防衛支援と「有志連合」内での協力について協議を行った。
米国のヴァンス副大統領は18日、ゼレンシキー宇大統領との会談後、両国は流血を止めるという目的を共有しているとコメントした。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、18日のルーマニア大統領選挙決選投票で勝利したニクショル・ダン候補に祝意を伝えた。
2025年5月18日
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、米国のヴァンス副大統領とルビオ国務長官(兼国家安全保障担当大統領補佐官)と会談した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は18日、バチカンでのローマ教皇レオ14世の就任ミサに出席した後に、教皇と会談した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、5月18日の「クリミア・タタール民族ジェノサイド犠牲者追悼の日」と「クリミア・タタール民族権利闘争の日」に際して、クリミアは、ウクライナ全土同様、自由であるべきで、帝国は常に崩壊するものだと発言した。なお、これらの日は、1944年5月18日にソ連政権がクリミア・タタール民族全体をクリミア半島から中央アジアに追放した事件の犠牲者を追悼するために定められている。
ウクライナのキスリツャ外務第一次官は、自身も参加した16日にイスタンブルでのウクライナとロシアの代表団による交渉の際に、ロシア代表団のメジンスキー団長からウクライナ側を脅迫する発言があったことに言及した。
2025年5月17日
ウクライナのシビハ外相は17日、イスタンブルでの会合を侵略継続の正当化のために利用させてはならないと指摘した。
英国のスターマー首相は16日、ロシアの首脳プーチン氏には、彼が無条件停戦と交渉参加を拒否した場合に、その悪影響を感じさせねばならないと発言した。
フランスのマクロン大統領は16日、ロシアが停戦を拒否した後に、欧州諸国は、同国への対応につき、欧州内で調整し、またトランプ米大統領とも話し合うと発言した。また同氏は、同日のウクライナ・ロシア間のイスタンブル交渉については性急な結論を出すことのないよう注意した。
2025年5月16日
ドイツのメルツ首相は16日、同日イスタンブルで開催されたロシアとウクライナの代表団の交渉に関して、ロシアは戦争終結を近付ける機会を利用せず、適切なレベルの代表団も送らなかったとして落胆を表明した。
ウクライナのティーヒー外務報道官は16日、イスタンブルで同日開催された同国とロシアの交渉の際に、ロシア側がウクライナ側にとって受け入れられない要求を提示したと発言した。同時に同氏は、ウクライナは2014年からロシアとの交渉の経験があり、ロシアが述べることにどのように対処するかについては知っているとも指摘した。