トランプ米大統領、戦争終結合意の締結はゼレンシキー氏次第だと主張

トランプ米大統領、戦争終結合意の締結はゼレンシキー氏次第だと主張

動画
ウクルインフォルム
米国のトランプ大統領は、15、16日の米露首脳会談後、戦争終結の合意の締結はあたかもゼレンシキー宇大統領にかかっていると主張した。

トランプ大統領がロシアのプーチン氏との会談後にフォックスニュースとのインタビューの際に発言した。

トランプ氏は、「今確かにゼレンシキー大統領にかかっている。欧州の国々もまた少し加わらねばならないだろう。しかし、それはゼレンシキー大統領にかかっている。私たちは準備ができていると思うし、彼らが欲したら、私は来週も行く」と発言した。

記者から、プーチン氏との会談後、ゼレンシキー氏に何とアドバイスをするか、と質問されたら、トランプ氏は戦争終結の「合意を結ぶ」ことだと発言した。

その際同氏は、「それは全く解決していない問題だ。ウクライナは同意すべきだ。ゼレンシキー大統領は同意すべきだ」と強調しつつ、それがどのような合意であるべきかについては言及しなかった。

同氏はさらに、自身とプーチン氏は大半の問題については合意したが、まだ1、2の問題があり、それには合意しなかったと指摘した。それは何についてのものかと聞かれると、「いや、トランプ氏は言わない方が良い」と返答した。

同氏はその他、米国はあたかもウクライナに防衛のために3500億ドルを与え、欧州は1000億ドルしか与えていないとの過去の主張を繰り返した。

そして同氏は、「戦争は非常に悪い。思うに、私はそれを止める能力がある」と主張した。

同氏はまた、プーチン氏とは「常に素晴らしい関係」をがあったが、ロシアによる2016年の選挙介入疑惑の捜査(トランプ氏が「欺瞞」と呼ぶもの)によって、米ロ間の協力が不可能になったと、改めて述べた。

加えて同氏は、12分間の記者会見の後、プーチン氏と二人きりで話す機会があったとし、プーチン氏が戦争を終わらせたいという自身の願望について「非常に誠実に話した」と主張した。

その際同氏は、2014年にプーチン氏がウクライナ領を占領する決定を下したことで露宇戦争が始まったこと、2022年にプーチン氏がウクライナへの全面侵攻の開始を命じたことについては言及しなかった。

記者から、会談を10点満点で評価するように求められると、トランプ氏は「10点だ」と答え、それは、2つの核保有国の首脳が協力できることが明らかになったからだと指摘した。その際同氏は、「2つの大国が仲良くするのは良いことだ」と述べた。

また同氏は、もし2022年に自身が政権に就いていれば戦争は起こらなかっただろうというプーチン氏の言葉への満足も表明した。


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-