「有志連合」の全参加国が国境の力による変更に反対=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は、17日開催された「有志連合」会合に参加した諸国の首脳全員が、ウクライナの独立と主権に対する明確な支持を表明し、国境を力により変更することに反対したと伝えた。
ゼレンシキー大統領が「有志連合」オンライン会合の結果につき、Xアカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「非常に有益だった。私たちは共同の立場を調整し続けている。ウクライナの独立と主権への明確な支持がある。国境が力によって変更されてはならないという点で、全員が一致している。ウクライナ、米国、ロシアのトップという三者形式で、ウクライナの参加を得て、主要な問題が解決されるべきだということを、全員が支持している」と伝えた。
また同氏は、米国がウクライナへの安全の保証に参加する用意があることは「歴史的な決定」だと強調した。その際同氏は、その安全の保証は「本当に非常に実践的で、陸、空、海での保護を提供するものでなければならず、また、欧州の参加を得て策定されねばならない」と訴えた。
同氏は加えて、「当然ながら、私たちはどうすれば殺戮をできるだけ早く止められるかについて話し合った。私たちは、真に公正で、迅速で、効果的な和平協定がどのようなものであるべきかにつき、共通のビジョンを練っている。ありがとう!」と強調した。
写真:大統領府