ルッテ・オランダ首相、ウクライナ訪問 ゼレンシキー大統領と露軍集結など協議
ルッテ・オランダ首相は2日、訪問先のキーウ(キエフ)にて、ゼレンシキー・ウクライナ大統領と会談した。オランダ首相のキーウ訪問は17年ぶり。ルッテ蘭首相は、ロシアのウクライナに対する更なる侵略は深刻な結果をもたらすと発言した。
2022年2月2日
ルッテ・オランダ首相は2日、訪問先のキーウ(キエフ)にて、ゼレンシキー・ウクライナ大統領と会談した。オランダ首相のキーウ訪問は17年ぶり。ルッテ蘭首相は、ロシアのウクライナに対する更なる侵略は深刻な結果をもたらすと発言した。
ロシア連邦のプーチン大統領は1日、米国と北大西洋条約機構(NATO)はロシアの提案した安全保障要求に対する書面回答にて、ロシアの懸念を無視したなどと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は1日、ウクライナ、英国、ポーランドの3国からなる新しい協力フォーマットは、安全保障・貿易面での良いプラットフォームとなるだろうとの見方を示した。
1日、英国のジョンソン首相がウクライナ首都キーウ(キエフ)を訪問し、同国のゼレンシキー大統領と会談した。ジョンソン氏は、ロシアがウクライナにさらに侵攻した場合、プーチン露大統領にとっての敗北となるだろうとの見方を示した。
2022年2月1日
ウクライナのクレーバ外相は1日、ウクライナ、ポーランド、英国3国による新しい協力フォーマットの発表は、トラス英外相のコロナ感染により延期になったと伝えた。
ポーランドのモラヴィエツキ首相は1日、ロシア連邦が隣国として存在する状態は、火山の隣で生活しているような印象を覚えると発言した。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は1月31日、ロシアのラヴロフ外相による、ウクライナ東部前線地域にあたかもウクライナ軍に所属しない「準軍事組織」が存在するかのような主張を否定した。
トラス英外相は、新型コロナウイルス(COVID-19)に感染した。同外相は、今週ウクライナを訪問する予定だった。
1月31日、ロシアによるウクライナ周辺の軍の集結により緊張する情勢を受けて、国連安全保障理事会会合が米国の提案により開催された。ウクライナのキスリツャ国連大使は、ロシアの言葉は信じることができず、軍の集結というその行動で判断しなければならないと発言した。
2月1日、ウクライナ国内の前日の新型コロナウイルス感染(COVID-19)新規確認事例は3万768件だと発表された。
2022年1月31日
ポーランド政府は、ウクライナに対して、防衛用武器の供与を決定した。
ウクライナに駐在するG7大使たちによるウクライナ国内改革の支援を行う「G7大使ウクライナ・サポート・グループ」は、2022年の活動計画を発表した。
日本は、ロシア軍のウクライナ国境沿いの集結に大きな懸念を抱いており、ウクライナに対していかなる攻撃が行われた場合も、米国や同盟国・パートナー国とともに断固とした行動をとる予定である。
メルケル前独首相の外政・安全保障担当補佐官を勤めていたクリストフ・ホイスゲン氏は、ドイツ政府はウクライナに武器供与支援をすべきだとの考えを示した。
カナダ外務省は、ロシアによるウクライナへの侵攻可能性に鑑みて、在ウクライナ・カナダ大使館から、外交官家族と一部大使館職員をウクライナ領から退避させる。
ジグマー・ガブリエル元独外相は、ウクライナ東部では停戦管理のために国連平和維持軍の派遣が不可欠だとの見方を示した。
2022年1月29日
2月7、8日、ルドリアン仏外相とベーアボック独外相がウクライナを訪問する。
ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、マクロン仏大統領と電話会談を行った。
松田邦紀駐ウクライナ日本国大使は、東アジアと欧州の安全保障環境は一体であり、東アジアにおける中国、北朝鮮、ロシアの活動が地域全体や世界の安全保障に脅威をもたらしていると発言した。
2022年1月28日
ウクライナのクレーバ外相は27日、訪問中のコペンハーゲンにて、コフォズ・デンマーク外相と会談し、欧州連合(EU)による対露経済制裁パッケージの準備につき協議を行った。
ウクライナのレズニコウ国防相は、ウクライナ軍はロシア連邦が取り得る行動のシナリオにつき、あらゆるものを十分に検討しているとし、その中には最悪のシナリオも含まれると発言した。
27日に行われたゼレンシキー宇大統領とバイデン米大統領の電話会談につき、ウクライナ大統領府広報室が結果を公表した。
欧州連合(EU)は、ウクライナ東部ドネツィク・ルハンシク両州一部地域(CADLR)住民にロシア連邦国籍証明書を大量配布することは、ミンスク諸合意の目的に反する行為であり、将来の同地のウクライナへの再統合プロセスを妨げるものだとの見方を示した。
27日、ゼレンシキー・ウクライナ大統領とバイデン米大統領は、電話会談を行い、現在の緊迫する治安情勢の緩和に向けた外交上の努力などにつき協議を行った。
2022年1月27日
26日、ブリンケン米国務長官は、ロシア側の欧州の安全保障に関する提案に関連して、米国はロシアに書面回答・提案を渡したと発言した。
ウクライナのクレーバ外相は、ドイツのベーアボック外相がウクライナの北大西洋条約機構(NATO)への速やかな加盟は議題にない、と発言したことにつき、否定的なコメントを返した。
コルスンスキー駐日ウクライナ大使は、日本の岸田首相による、ロシアがウクライナに更なる侵攻をした場合に、G7との共同行動の準備についての発言に対する、在日ロシア大使館の反応を紹介した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、26日にパリで開催された独仏宇露4国からなる「ノルマンディ・フォーマット」の首脳補佐官級会合につき、開催された事実、その建設的な内容、そして2週間後にベルリンで次期会合が開催されることにつき、肯定的に評価した。
2022年1月26日
26日、ロシア・ウクライナ紛争解決協議を行う、ドイツ、フランス、ウクライナ、ロシアの4国からなる「ノルマンディ・フォーマット」の首脳補佐官級会合が開催された。ウクライナを代表したイェルマーク大統領府長官は、補佐官たちは、共同コミュニケに合意した他、ウクライナ東部停戦への支持を表明したと報告した。
クロアチアのプレンコビッチ首相は、同国のミラノビッチ大統領による「ウクライナは汚職しているから北大西洋条約機構(NATO)に居場所はない」「(ロシアとの戦争の場合には)クロアチアはそこから自国軍を引き上げる」といったスキャンダルを呼び起こした発言に関して、ウクライナ国民に対して謝罪した。