ザポリッジャ原発への送電復旧
ウクライナ南部のザポリッジャ原発では、9日未明のミサイル攻撃により外部電源を喪失していたところ、ウクライナの電力企業「ウクルエネルホ」社は、同日中にウクライナの電力システムから送電が再開されたと発表した。
2023年3月9日
ウクライナ南部のザポリッジャ原発では、9日未明のミサイル攻撃により外部電源を喪失していたところ、ウクライナの電力企業「ウクルエネルホ」社は、同日中にウクライナの電力システムから送電が再開されたと発表した。
ウクライナのシュミハリ首相は9日、同日未明のロシア軍の大規模ミサイル攻撃により、国内8地域の発電・配電施設が損傷したと発言した。
ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は9日朝、同国南部ヘルソン市の公共交通機関停留所を砲撃した。これにより、住民3名が死亡した。
ウクライナ軍のザルジュニー総司令官は、同軍は9日未明のロシア軍による大規模ミサイル攻撃の際、巡航ミサイル(Kh-101/555、カリブル)34弾、自爆型無人機4機を撃墜したと報告した。
9日未明のロシア軍の大規模ミサイル攻撃を受け、キーウ市では電力供給の技術的緊急停止が行われ、また40%の世帯への集中暖房の供給が止まっている。また、リヴィウ州では住宅街へのミサイル着弾により、住民4名が死亡した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、ジョージアで続く反政府抗議集会にて、ウクライナ国旗を掲げたり、ウクライナ国歌を歌ったりしているジョージア国民に対して謝意を表明した。
ロシアが占拠を続けるウクライナ南部のザポリッジャ原子力発電所は、9日未明のロシア軍のミサイル攻撃の結果、現在外部電源を喪失した。
ウクライナ軍領土防衛部隊の地域局「ピウニチ(北)」は、「ウクライナに栄光あれ」と述べた直後にロシア側に銃殺されたウクライナ軍人は、同部隊所属のオレクサンドル・マツィイェウシキー氏だとし、これまでの暫定発表を訂正した。
対ウクライナ侵略戦争を続けるロシア軍は、9日未明に大規模ミサイル攻撃を実施。キーウ、ハルキウ、オデーサ州、ミコライウなどで爆発が確認されている。
2023年3月8日
グテーレス国連事務総長は8日、国連はウクライナ南部でロシアが占領を続けるザポリッジャ原子力発電所の非軍事化問題において仲介者として行動する準備があると発言した。
グテーレス国連事務総長は8日、ロシアの対ウクライナ戦争における国連の最終的な目的は、国連憲章と国際法に従った正義の平和の達成だと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、自身とグテーレス国連事務総長は、ウクライナの海洋港からの農作物出荷の安全を確保する合意「黒海穀物回廊」の効力延長が必要だとの点で一致したと発言した。
ウクライナ外務省は8日、ジョージア首都トビリシの情勢を注視しているとし、ジョージア国民との連帯を表明した。
欧州連合(EU)のヨハンソン欧州委員(内務担当)は、2022年、ウクライナからEUへ到着したウクライナ国民は約1600万人であり、その内1100万人がウクライナへ戻り、他100万人がさらに他の国へ移動し、約400万人が難民としてEU内に留まっていると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、同国東部バフムートがロシア軍に制圧されたら、同軍が東部の他の町を制圧するための道が開けてしまうと指摘した。
ウクライナのレズニコウ国防相は8日、ウクライナ政権は天然ガスパイプライン「ノルドストリーム」の爆破には関与していないと述べ、公式捜査の際に事件の全ての詳細が明らかになるだろうと発言した。
8日未明、ウクライナの防空システムは、ロシア軍が発射した自爆型無人機「シャヘド−131/136」を2機撃墜した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は7日、東部バフムート近郊で2014年に志願兵となってから伝説的な活躍をして人々に慕われてきたコードネーム「ダヴィンチ」ことドミトロー・コツュバイロ氏が戦死したことを報告した。
ウクライナで活動するG7の大使からなる「G7大使ウクライナ・サポート・グループ」は7日、ウクライナの政権高官の汚職犯罪捜査に特化した法執行機関「国家汚職対策局(NABU)」の新局長にクリヴォノス氏が任命されたことを歓迎しつつ、NABUの活動は政治の介入から自由でなければならないと警告した。
2023年3月7日
ウクライナ政権は7日、ロシアとの間で新たな捕虜交換を行い、さらに130人の軍人を解放することができたと発表した。
7日、キーウにて、露ブリャンスク州での戦闘課題遂行中に死亡したウクライナの情報機関職員の葬儀が行われた。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は、激しい攻防の続く東部ドネツィク州バフムートには、7日の時点で4000人未満の民間人が残っており、児童も約38名残っていると伝えた。
ウクライナ軍参謀本部は7日、前日にソーシャルメディアで拡散された無防備でロシア側に銃殺されたウクライナ軍人は、第30独立機械化旅団に所属するティモフィー・シャドゥラ氏だと発表した。(更新:その後、ウクライナ軍領土防衛部隊が、銃殺されたのはシャドゥラ氏ではなく、オレクサンドル・マツィイェウシキー氏であると発表している。)
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は6日、東部ドネツィク州バフムート市がロシア軍に包囲されているということは今のところないが、同方面の状況は厳しくはあると発言した。
ウクライナ軍南部防衛部隊のフメニューク合同調整報道センター長は、ロシアはウクライナ領攻撃の戦術を変更したとし、現在ロシアは北からの攻撃しながら、同時に南方にミサイル艦と航空機を駐留させていると指摘した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、ロシア戦力との間で激しい戦闘の続く東部バフムート方面につき、これまでのロシア占領者との戦いおいて最も多くの結果を出しているものの1つだと形容した。
2023年3月6日
ウクライナのゼレンシキー大統領は6日、ロシア占領者により捕虜と見られる武器を持たない無抵抗のウクライナ軍人が銃殺される動画がソーシャルメディアに現れたことに関して、ロシア占領者はウクライナ人がウクライナ人であるという事実や、ウクライナに関する言葉を根拠に私たちを殺していると発言した。
ロシアの偽情報拡散者は、米国の歌手マドンナの楽曲のプロモーション動画(PV)を模した、あたかもマドンナがウクライナに敵意を示すかのような動画を公開した。
ウクライナ南部ヘルソン州にて、ロシア軍が残した爆発物によりトラクターが爆破し、住民1名が死亡、1名が負傷した。