ウクライナ人、平均身長が伸び、食生活改善、喫煙率低下:調査結果
ウクルインフォルム
国家科学アカデミーの社会学研究所が例年行っている調査の結果、ウクライナ国民の平均身長は徐々に高くなっており、食生活が改善され、喫煙率は減少傾向にあることがわかった。
20日、イェウヘン・ホロヴァハ研究所副所長によるウクルインフォルムへのインタビューで明らかになった。
ホロヴァハ副所長は、「2002年と比べて、ウクライナ国民の平均身長は2.5センチ高くなりました。2002年時点の平均身長は168.0センチでしたが、2012年で169.0センチ、現在は、170.5センチです。これはあらゆる文明国家の傾向でして、どの国も人々の体重が増え、身長が伸びています。ウクライナも世界的な傾向と同じです」と説明した。
また、同副所長は、2012年時点と比べて、適切な食事をすることができないと答えた人の割合が8%減少したとのこと。
また、喫煙者の割合は、2012年は22%であったが、現在は17%となったとのこと。
また、飲酒に関しては、同副所長は「飲酒をする人の割合は、過去の調査とほぼ同じです。しかし、ストレスを感じる人の割合が増えているので、本来は飲酒の割合が増えても不思議ではありませんでした。飲酒の割合が増えなかったということは、人々は別の方法でストレス解消をしているということでしょう。それは良いことですね」と指摘した。