ゼレンシキー宇大統領、停戦について「明日がどうなるかは今日次第」
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、停戦に関して、ウクライナは「完全に鏡写しのように」対応していくと改めて発言した。また同氏は、ロシアが8日に入ってからも砲撃及び襲撃を行ったと指摘した。
ゼレンシキー氏がオレクサンドリウシキー方面からの動画メッセージの際に発言した。
ゼレンシキー氏は、「現在、ロシアからの新たな脅迫が多くある。私たちは彼らに対し、完全に論理的かつ明快な立場を示した。私たちは完全に鏡写しのように対応していく、と。今日、彼らは前線での砲撃で一日を始め、襲撃活動もあった。無人機も使用されている。昨日は彼らはさらに多くの航空攻撃を行った。私たちの鏡写しの返答も行われた」と伝えた。
そして同氏は、「明日は、今日私たちが何を耳にするかに左右される」と強調した。
これに先立ち、ゼレンシキー大統領は、5月8日朝7時の時点で、ロシア軍による前線のウクライナ側陣地に対して既に砲撃が140回以上、襲撃が10回確認され、さらに様々な種類の無人機による攻撃が850回以上あったと報告していた。
ゼレンシキー大統領は4日、ウクライナは5月6日からの停戦を宣言していた。しかし、7日、ゼレンシキー氏は、過去2日間の、ハルキウ州、スーミ州、ドネツィク州、ヘルソン州の民間施設、国鉄「ウクルザリズニツャ」へのロシア軍による多数の攻撃を報告し、ロシアが停戦の可能性を真剣に検討しておらず、「ロシア首脳陣が懸念し続けている唯一のことは、赤の広場での短期間の静寂だ」と指摘していた。
また、ロシア国防省は、5月8、9日に大祖国戦争記念ソ連国民勝利祝賀を記念した停戦を行うと一方的に発表していた。