
ウクライナ副首相、停戦・和平協議におけるウクライナの原則的立場を列挙
ウクルインフォルム
ウクライナのスヴィリデンコ第一副首相兼経済相は23日、ウクライナのロンドン協議における原則的な立場は、ウクライナは交渉の用意はあるが、降伏の用意はない、というものだと説明した。
スヴィリデンコ第一副首相がXアカウントに書き込んだ。
スヴィリデンコ氏は、「ウクライナ代表団がロンドンでパートナーたちと会う今日、私たちは自らの原則的立場を確認する。それは、『ウクライナは交渉の用意はあるが、降伏の用意はない』というものだ。ロシアに対して、ロシアが再編してより大きな暴力で戻ってくるために必要なより強固な基盤を同国に与えるような合意は一切生じない」と強調した。
また同氏は、陸・海・空の完全な停戦が必要な最初の一歩だとしつつも、ロシアが限定的な停止を選ぶなら、ウクライナも同様の対応を取ると指摘した。
同氏はさらに、「私たちの民は、和平に見せかけた凍結された紛争は受け入れない。私たちは、クリミアの占領は決して認めない。そして、北大西洋条約機構(NATO)への加盟が与えられないなら、ウクライナは将来の侵略を抑止できるだけの十分に強固で、永続的な平和を確保するのに十分に明確な、強制力ある安全の保証を要求していく」と発言した。