パレードに向けモスクワに防空システムが集結=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領がイヴァシチェンコ情報総局局長の報告を受けた後に、テレグラム・チャンネルで報告した。
ゼレンシキー氏は、「ここ数週間、ロシア各地方から防空システムが大規模に移送され、モスクワ周辺の防空網が追加的に強化されているのが看取されている。これは、ロシア首脳陣が、あれほど言及していた停戦の準備をしていないこと、そしてロシアの他のどの地域よりもモスクワでの自分たちのパレードを心配していることを示している。同時に、これが私たちの『長距離制裁』にさらなる機会を開くものであることも確認している。私たちの関連の優先課題が定められていくことになる」と書き込んだ。
また同氏は、ウクライナはロシアに対し、真の外交へ移行し、外交プロセスに必要な信頼と結果を出すための条件を停戦によって確保するよう繰り返し提案してきたと強調した。そして同氏は、「ウクライナの提案はテーブルの上にあり、私たちの外交と『鏡写しのように』行動する準備を支持してくれているウクライナのパートナーたちに感謝している。ロシアは自らの戦争を終わらせ、真の平和を達成するための行動をとるべきだ。平和が必要だ」と指摘した。
同氏はさらに、イヴァシチェンコ情報総局局長が、ロシアによる一時的被占領下ウクライナ領の利用計画についても報告したと伝えた。その点につき同氏は、「現在被占領下にあるウクライナ南部の土地で、ロシアは、占領したドンバス地方で行ったのとほぼ同様の略奪と脱工業化のプロセスを計画している。地質調査の実施、そして少なくとも18の鉱床からの、チタン、リチウム、タンタル、ニオブ、ジルコン、モリブデン、黒鉛といった貴重な原料の迅速な採掘と持ち出しが計画されている。さらに占領者は、今年の収穫物である穀物の奪取と搬出に向けたさらなる措置も計画している。対抗を準備している」と述べた。
同氏はその他、私たちの長距離制裁による損失に関するロシア国内の評価についても最新の情報があると伝えた。同氏は、「ロシアにおける直接的な損害規模、生産・輸出プロセスの停滞による影響は増大しており、特にロシア各地方の予算状況に悪影響を及ぼしている。ロシアの地方予算の大部分が事実上の破産状態にあることは隠しきれない」と指摘した。