ウクライナ、2段階制の空襲警報を導入へ
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は2日、ウクライナで空襲警報システムが更新されて、脅威水準によって2段階制となり、無人機飛来時は「黄」レベル、ミサイル飛来時には「赤」レベルの警報が発令されるようになると発表した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー大統領は、「コレツィキー宇首相が、私たちの都市の市民生活や通常の経済活動を疲弊させるために無人機を使用するという、ロシアの対ウクライナ攻撃戦術の変化への対応策の準備について報告した」と伝えた。
同氏はまず、現在の脅威についての警報システムが更新されるとし、「人々は、何に対して、どのように反応すべきかを完全に明確に理解しなければならない。具体的な脅威の表示として『黄』と『赤』の2つのレベルが導入される。参謀本部とウクライナ空軍は、政府、国防相、内務省、国家非常事態庁と共に、どのような脅威指標が『黄』と『赤』の警戒レベルの発令対象となるかを毎週で定めていく」と説明した。
その際同氏は、基本的には「黄」レベルには無人機の飛来、「赤」レベルには大規模攻撃や、弾道ミサイルを含むミサイル攻撃の危険が該当すると指摘した。同氏は、これに加え、空襲警報の音声信号も「黄」または「赤」の脅威レベルに応じて変更されると伝えた。
同氏はまた、「現在、警報解除の瞬間を知らせるための2度目の空襲警報サイレンは既に廃止されており、現在は空襲警報の発令の瞬間のみサイレンが鳴っている」と指摘した。
同時に同氏は、脅威水準に応じた、より明確で区別された空襲警報の音声の導入が準備されていると補足した。
その上で同氏は、「これらの変更の主な目的は、ウクライナの人々と商業界に対して、個々の具体的事例においてどのように対応すべきかについての、さらなる予測可能性と理解を提供することだ」とし、脅威状況の異なる地域に応じた区別も検討するよう指示したと述べた。