パシニャン・アルメニア首相、ロシアのプーチン氏と会談 「自国に代替選択肢があることが重要」
ナストヤーシェイェ・ヴレーミャが報じた。
両者は、とりわけアルメニアの欧州連合(EU)加盟願望とユーラシア経済連合脱退の展望について協議した。
会談時、プーチン氏はパシニャン氏に対し、ロシアが「今後どのように(両国)関係を発展させていくか」を理解できるよう、アルメニアはEU加盟問題についてより迅速に決定を下すべきだと改めて主張した。プーチン氏はまた、ロシアやその他ユーラシア経済連合加盟国との協力の「経済的優位性」なるものの存在を指摘しつつ、アルメニアにEU加盟に関する国民投票を実施するよう改めて要請した。
これに対しパシニャン氏は、「その問題はまだ熟していない」とし、アルメニアは国民投票を実施しないために、欧州統合の方針に関する法律を特別に採択したのだと説明した。同氏はまた、国民投票の時期に関する議論は「全く容認できない」と述べた。
加えて同氏は、ユーラシア経済連合の規約には加盟国を除名するメカニズムが規定されておらず、加盟国が同連合から脱退したい場合は、少なくとも半年前までにそれを通知しなければならないことになっていると指摘した。
同氏はそして、「私たちはユーラシア経済連合にそのような通知を提出していない。状況はその起点から検討されるべきだ。私たちにとって、自分たちの国に代替選択肢があることが重要だ。それは私たちの正当な権利だ。しかし、ユーラシア経済連合にも問題はあるが、私たちが同連合に不満があるということを意味するものではない」と発言した。
その後、パシニャン氏は動画を公開し、プーチン氏との会談の結果について語り、それを「非常に良かった」と形容した。ニュース.amは、パシニャン氏は、両者は今後の同氏のモスクワ訪問の際に「率直で建設的な対話を継続する」ことで合意したと報じた。
これに先立ち、アルメニアのパシニャン首相は今月、アルメニアはまもなくEU加盟のための正式な申請書を提出するためのプロセスを開始すると発言していた。
またロシアは、パシニャン氏によるEU接近を背景に、アルメニア産の食料品の輸入への制限を導入している。