
プーチンは戦争を長引かせようとしている=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は28日、ロシアのプーチンは平和の達成の代わりに殺人を継続しようとしていると発言した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた。
ゼレンシキー氏は、「今日プーチンは再び、交渉を恐れていること、強いリーダーを恐れていること、戦争を長引かせようと全力を出していることを認めた。彼の行動1つ1つと、彼のシニカルで卑怯な行動は全て、戦争を果てなきものとすることを目的としている」と発言した。
また同氏は、2014年にロシアがウクライナに対してハイブリッド戦争を開始し、2022年には同国はそれを全面戦争にしたと指摘した。
そして同氏は、「現在私たちは、真の平和を達成する可能性があることを目にしている。しかし、プーチンは平和の代わりに、全面的に殺人を継続するか、ハイブリッド攻撃を仕掛けながら、新しい全面侵攻を準備するために一時休止を得るべく、全力を尽くしている」
加えて同氏は、世界の今のリーダーたちは、もう国際政治の場から去った過去の首脳のこれまでの過ちを考慮すべきだと強調した。その際同氏は、プーチンは世界を破壊するための大きな能力を持っているが、しかし、世界の首脳の真の圧力と対峙するには心が小さく臆病すぎると指摘した。
その上で同氏は、「だからこそ、平和を信じ、力による平和を近づけるためには、十分な勇敢さを持っている者皆が調整して断固として行動せねばならない。真の平和は、ロシアをそこへと向かわせられれば可能だ」と発言した。