ハンガリー、ウクライナ国営銀行の現金等をウクライナに返還=ゼレンシキー大統領
ウクルインフォルム
ハンガリー政府は、今年3月に同国の当局が差し押さえていたウクライナの国営オシチャド銀行の現金と金をウクライナに返還した。
ゼレンシキー大統領がXアカウントで報告した。
ゼレンシキー氏は、「ハンガリーとの関係における重要な一歩だ。今年3月にハンガリーの特殊機関が差し押さえたオシチャド銀行の金品が、本日返還された。当時、ハンガリー側はウクライナの現金輸送車を不当に拘束した。人員はより早く帰還させられていたが、現在はもう金品も完全にウクライナ領に戻っている」と報告した。
同氏はそして、建設的な対応と文明的な対応につきハンガリーに謝意を伝え、「公正な解決のために闘い、私たちの国家と人々の利益を守ったウクライナ・チームの全員に感謝している」と補足した。
これに先立ち、3月6日未明、シビハ宇外相は、ブダペストでハンガリー当局が7人のウクライナ国民(オシチャド銀行職員)を人質に取り、彼らが輸送していた現金を強奪したと報告していた。同氏によれば、これら職員は2台の銀行車両でオーストリアとウクライナの間をトランジット走行しており、政府系銀行間の定期的な業務の範囲内で現金を輸送していた。
シビハ外相は同日、ブダペストでハンガリー当局に拘束されていた7人のウクライナ国民が既にウクライナ国境を越えたと報告していた。
ハンガリー政府は3月10日、同国当局がウクライナのオシチャド銀行の現金輸送車から押収した現金と金に関して、特別政令を採択。これにより、関連捜査の期間中、同資産はハンガリー当局の管理下に置かれることになっていた。