停戦になったら、ウクライナはロシアと一対一になるかもしれない=ゼレンシキー宇大統領

停戦になったら、ウクライナはロシアと一対一になるかもしれない=ゼレンシキー宇大統領

ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は3日、停戦が達成されたら、いくつかの国はウクライナとロシアが一対一になることを望むかもしれないと発言した。

ゼレンシキー大統領が記者会見時に、ウクルインフォルムの記者の質問に答える形で発言した。

ウクルインフォルムの記者から、米国が本当に交渉プロセスから離脱する可能性があるか、と質問すると、ゼレンシキー氏は、「最初の一歩である停戦を行うことすらどれだけ困難か、わかるだろう。領土問題や制裁問題がどれだけ困難か、想像して欲しいし、皆が理解している。そのため、停戦について合意した後には、幾つかの国は、私たちがロシア人と一対一になることを望むようになるというシグナルがある。そういうシグナルだ」と発言した。

また同氏は、欧州はウクライナの側に居続けるとし、「なぜなら、多くの関連した問題があるからだ」と説明した。

同時に同氏は、「それでも私は、彼らの中には、米国のような考えがあるように思う。なぜなら、全てのことが本当に非常に困難だからだ」と指摘した。

これに先立ち、米国のブルース国務報道官は1日、今後は米国はウクライナとロシアの間の和平仲介者ではなくなると述べ、ウクライナとロシアが戦争終結手段について具体的なアイデアを提示すべきだと発言していた。

他方で、ウクライナのティーヒー外務報道官は2日、米国務省による米国があたかもウクライナ・ロシア交渉の仲介をやめるとする発言について、「進展がなければ」という意味であり、ルビオ国務長官が繰り返し発言してきた従来の立場と同じものだと説明した。

写真:大統領府


Let’s get started read our news at facebook messenger > > > Click here for subscribe

トピック

ウクルインフォルム

インターネット上の全ての掲載物の引用・使用に際しては、検索システムに対してオープンであり、ukrinform.jpの第一段落より上部へのハイパーリンクが義務付けてられています。また、外国報道機関の記事の翻訳を引用する場合は、ukrinform.jp及びその外国報道機関のウェブサイトにハイパーリンクを貼り付ける場合のみ可能です。「宣伝」のマークあるいは免責事項のある記事については、該当記事は1996年7月3日付第270/96-BPウクライナ法「宣伝」法第9条3項及び2023年3月31日付第2849ー9ウクライナ法「メディア」の該当部分に従った上で、合意/会計を根拠に掲載されています。

© 2015-2025 Ukrinform. All rights reserved.

Website design Studio Laconica

詳細検索詳細検索を隠す
期間別:
-