
ルビオ米国務長官、ロシアの対ウクライナ戦争を止められない場合は米国は「手を引く」との発言繰り返す
ウクルインフォルム
米国のルビオ国務長官は18日、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長に対して、ロシアの対ウクライナ戦争を終結させられない場合、米国は手を引くだろうと再び発言した。
国務省広報室がブルース米国務報道官の発言を伝えた。
発表には、「長官は、私たちの国は戦争終結の支援に尽力してきたが、和平への明確な道筋が早急に現れなければ、米国は和平仲介努力から手を引くだろうと強調した」と書かれている。
また、ブルース氏は、ルビオ氏がルッテ氏に対して、前日のパリでウクライナ代表団に、電話でロシア高官に提示された和平提案について説明したと伝えた。その際ルビオ氏は、その提案が受け入れられ、ウクライナの強固かつ永続的な平和に繋がることへのトランプ米大統領の期待を伝えたという。
なお、米国のトランプ大統領は18日、ロシア・ウクライナ戦争の当事者のいずれかが停戦プロセスを複雑化する場合、米国はそのプロセスを断念することを認めていた。同時に同氏は、問題を解決するチャンスはまだあるとも発言していた。
写真:NATO