
欧州3か国、米国、ウクライナの代表者がパリで会合
フランス大統領府広報室が、同会合の結果について発表した。なお、同会合には、マクロン仏大統領、ルビオ米国務長官、ウィトコフ米大統領特使も参加した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
仏大統領府は、会合の終了につき、「今日、パリにて、私たちは、欧州の人々の参加する肯定的なプロセスを開始した」と伝えた。
また、仏大統領府は、同日の議論は肯定的で建設的だったと指摘し、「素晴らしく、良質で、ウクライナのための強固な和平を実現することを目的とした意見交換が行われた」と伝えた。
そして大統領府は、次の5か国代表者会合は、来週ロンドンで開かれることが計画されていると伝えた。その際大統領府は、「ロンドンにて来週このフォーマットでのこの対話を継続することで合意がある。つまり、米国、欧州、ウクライナの安全保障担当補佐官と交渉者によるものだ」と伝えた。
また、フランスのバロ外相は同日、LCI局の番組出演時に出演し、同日の同5か国代表者会合につき、米国、欧州、ウクライナの代表者が1つの席で会合を開いたことは、フランスの外交的成功だと指摘した。
バロ氏は、「それはフランスの外交面での成功だ。なぜなら、初めて米国人、ウクライナ人、欧州人が1つの席に集まったからだ」と発言した。
また同氏は、その会合は、「欧州人の武器と貢献によってのみ達成可能な」永続的な平和という目的に向かう道筋での進展を実現するものであり、それは非常に重要だったと指摘した。
同氏はそして、「そのためには、私たちは対話を続けねばならない」とも発言した。
その他同氏は、「帝国主義国家に変貌した」ロシアに対して新しい制裁が科されていく一方で、ウクライナ軍は強化せねばならないとも述べた。その際同氏は、「平和が永続的なものとなるためには、ウクライナ軍を訓練、技術的支援、兵器生産によって強化せねばならない」と発言した。