豪州、ウクライナへの過去最大の軍事支援パッケージを発表
オーストラリア政府は11日、ウクライナに対する2億5000万ドルの軍事支援供与を発表した。これは、同国がロシアによる全面侵攻開始以降、最大の支援額となる。
オーストラリア政府は11日、ウクライナに対する2億5000万ドルの軍事支援供与を発表した。これは、同国がロシアによる全面侵攻開始以降、最大の支援額となる。
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、ワシントンでの北大西洋条約機構(NATO)首脳会議における達成として、「パトリオット」などの5基の防空システムによるウクライナの防空強化と、年400億ドルのウクライナへの財政支援コミットメントを挙げた。
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は11日、ウクライナがNATOに加盟するための唯一の手段は、欧州における主権ある独立した国家として勝利することだと発言した。
バイデン米大統領は11日、ウクライナ支援と北大西洋条約機構(NATO)強化を米国が主導していくという政策を継続する意向を改めて認めた。
米国のバイデン大統領は11日、ワシントンのNATO首脳会合の会場内で、ウクライナが安全保障協定を締結した約20の国々の首脳と欧州連合(EU)代表が出席する、「ウクライナ・コンパクト」発出会合を主催した。
2024年7月11日
ウクライナのゼレンシキー大統領とルーマニアのヨハニス大統領は11日、二国間の安全保障分野協力協定に署名した。
米国のバイデン大統領は11日、ウクライナに対する新たな安全保障支援パッケージを発表した。
スウェーデンのビルストロム外相は10日、同国はウクライナに対して戦闘機「グリペン」を将来供与することに前向きであることを認めた。
デンマークは、ウクライナ防衛戦力のためにウクライナ製自走榴弾砲「ボフダーナ」の18台調達用資金を拠出した。
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は10日、ウクライナは終戦後にロシアからの侵略抑制のための追加的な能力と安全の保証を得なければならず、最善の保証は北大西洋条約の第5条だとし、そのためNATOのウクライナとの協力における協議の最終目的は、ウクライナのNATO加盟だと発言した。
米国務省のクリストファー・スミス国務副次官補は、米国はウクライナとロシア領深部への攻撃のために米国供与の長射程兵器を使用する許可に関する協議を続けていると発言した。
北大西洋条約機構(NATO)の加盟国首脳は10日、ワシントンでの首脳会議の際に、ウクライナに対する来年の軍事支援供与の額を400億ユーロとすることで合意した。
北大西洋条約機構(NATO)は10日、共同宣言にて、ウクライナのNATO加盟を不可逆的なものと形容し、ウクライナを加盟の道において支持していくことを再確認した。
2024年7月10日
米国のブリンケン国務長官は10日、デンマークとオランダがウクライナに対して戦闘機「F16」の引き渡しを始めたとし、今夏にもその戦闘機はウクライナの空を飛び始めると発言した。
リトアニアのナウセーダ大統領は10日、現在北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にて、ウクライナのNATO加盟プロセスの不可逆性を確認することで合意したとし、現時点ではそれがウクライナ加盟に関して行える最大のことだと発言した。
ノルウェーのストーレ首相は10日、同国はウクライナに対して、戦闘機「F16」を6機供与する決定を採択したと発言した。
ウクライナの国営軍需企業「ウクルオボロンプロム」のダヴィド・ロンジャリヤ監査委員会委員長は9日、ウクライナには世界最大の輸送機であり、全面侵略開始当初にロシア軍により破壊されたAn225「ムリーヤ」を再建する計画があることを認めた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ロシア首脳プーチン氏は意図的に小児病院「オフマトディト」やその他民間施設を攻撃したとし、彼はそれによって世界に対してシグナルを送ったのだと発言した。
米国、オランダ、独、伊、ルーマニア5か国の首脳は9日、ウクライナに対して「パトリオット」と「SAMP/T」5基をはじめとする各種防空システムを近々ウクライナに供与すると発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は9日、北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にてウクライナはより多くの防空システムと戦闘機「F16」の供与と、追加の安全保証を求めて闘っていくと発言した。
2024年7月9日
北大西洋条約機構(NATO)首脳会議にて、総括として採択が予定されている共同コミュニケの現在の文言案には、ウクライナのNATO加盟の道が「不可逆的(irreversible)」であると表現されている。
ドイツ政府は8日、3基目の防空システム「パトリオット」を含む新しい軍事支援パッケージのウクライナへの引き渡しを報告した。
2024年7月8日
ウクライナのゼレンシキー大統領は8日、ワルシャワで署名されたポーランドとの安全保障協定には、ポーランド方面に発射されたロシアのミサイルや無人機をポーランドがウクライナ領空で撃墜するメカニズムの策定を定めていると伝えた。
ウクライナのゼレンシキー大統領とポーランドのトゥスク首相は8日、ワルシャワにて両国間の安全保障協定に署名した。
英国のヒーリー新国防相は7日、ウクライナ南部オデーサを訪問し、ゼレンシキー大統領と会談した。
オランダのフェルドカンプ新外相は、7日にキーウを初訪問した際に、ウクライナ側と防空システム「パトリオット」と移動式捜査ラボの供与を協議した。
2024年7月6日
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は5日、終戦協議を行う条件を決めるのはウクライナの主権的権利に属するものであるとしつつ、他方で、ロシアのこれまでの全ての振る舞いは、「ミンスク3」のような合意を結んではならず、永続する平和のための理想的な解決策を見つけなければならないことを示していると発言した。
2024年7月5日
イェーガー駐ウクライナ独大使は5日、ドイツ政府が供与を発表していた同国供与のものとしては3基目となる防空システム「パトリオット」がウクライナに到着したと発表した。
北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は、ウクライナがNATOに今後10年の内に加盟することへの期待を表明した。