ウクライナ侵攻は「始まり」であり、ロシアは他の国も制圧したがっている=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、ロシアによるモルドバへの回廊を作るためのウクライナ南部制圧計画が明らかになったと指摘し、それは現在の対ウクライナ侵攻が始まりにすぎず、ロシアはさらに他の国も制圧したがっているとの見方を示した。
23日、ロシア軍は、ウクライナ南部オデーサに対してミサイルで攻撃を行った。現時点の情報では、死者5名(乳幼児1名含む)、負傷者18名。
ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、ロシアによるモルドバへの回廊を作るためのウクライナ南部制圧計画が明らかになったと指摘し、それは現在の対ウクライナ侵攻が始まりにすぎず、ロシアはさらに他の国も制圧したがっているとの見方を示した。
マリウポリ市長顧問のアンドリュシチェンコ氏は23日、マリウポリでは現在、ロシア占領政権がロシア軍の自らの空爆により崩落した劇場の瓦礫を撤去しており、民間人の遺体を片付けていると伝えた。
4月22日、ウクライナ東部ドネツィク州では、ロシア軍の砲撃により、ウクライナの民間人3名が死亡、7名が負傷した。
ウクライナのチュバロフ・クリミア・タタール民族代議機関「メジュリス」代表は22日、クリミア在住の男性たちに対して、ロシア占領軍への徴兵をあらゆる手段で回避するよう呼びかけた。
ウクライナのアレストヴィチ大統領府長官顧問は23日、ロシア軍がマリウポリの製鉄コンビナート「アゾフスタリ」への空爆を再開したとし、同地へ襲撃を行おうとしていると伝えた。
ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、ウクライナ軍は東部と南部で敵の攻撃を抑えており、現在そこで戦争の運命と国家の未来が決まると発言した。
ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は22日、ウクライナの戦後の安全を保証するための潜在的安全保証国との協議は、現在も継続しており、今週中に終了する可能性があると発言した。
台湾の吳ショウ燮(※ショウは金偏にりっとう)外交部長(外相)は22日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長と会談し、台湾からウクライナへの800万ドルの支援を発表した。
ウクライナの国家警護隊特命分遣隊アゾフ連隊の隊員たちは、マリウポリの製鉄コンビナート「アゾフスタリ」の地下避難所に隠れる民間人の様子を動画で紹介した。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は、23日にマリウポリから住民避難用の人道回廊が開設しようとしていると発表した。
2022年4月22日
マクロン仏大統領は、フランス政府はウクライナ政府に対して、155ミリ口径自走榴弾砲「カエサル」と対戦車ミサイル「ミラン」などを供与していると発言した。
南部のザポリッジャ州軍行政府は22日、現在ロシア占領政権は同州占領地にて82名のウクライナ国民を拘束していると発表した。
ショルツ独首相は、ウクライナへの武器供与に関する自身の政策に対する批判に対して、自身の課題は第三次世界大戦を引き起こさないことだと考えていると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、ポルトガル国会にてオンラインで演説を行い、同国に対して、戦車「レオパルド」、走行輸送車、対艦ミサイル「ハープーン」の提供を要請した。
ミシェル欧州理事会議長は22日、プーチン露大統領と電話会談を行った際に、ウクライナ東部のマリウポリを始め、ロシアが包囲するその他の町への人道回廊の速やかな設置を要請した。
ウクライナのイェルマーク大統領府長官は22日、ウクライナには自らの防衛シナリオがあるとし、ウクライナ軍のウクライナの人々はこれまでにすでに多くのロシアの計画を破壊させてきたと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、ロシア軍に占領されているウクライナ南部の住民に対して、個人情報をロシア占領者に提示しないよう呼びかけ、その情報は後に偽「住民投票」実施に利用される可能性があると指摘した。
22日、ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、東部ドネツィク州リマンの州病院を多連装ロケットランチャー「ウラガン」にて砲撃した。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は21日、マリウポリ市からの避難用の人道回廊は、集合場所近くにて砲撃が始まったため、回廊は機能しなかったと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、暫定試算によれば、ロシア連邦の全面的侵攻により、ウクライナはすでに5500億ドル(約70兆円)の損失を被っており、さらに毎月70億ドル(約9000億円)の支援を必要としていると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、世界の食糧危機を回避する唯一の理想的手段は、戦争を終結し、ウクライナ領をロシア侵略軍から解放することだと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は21日、24日に迎える正教会の復活祭(イースター)に合わせて4日間の停戦を行う提案を、ロシアが拒否したと明かした。
ホロコーストを生き延びた91才のヴァンダ・オビェドコヴァ氏が、4月4日にマリウポリにて、ロシアの砲撃・空爆から逃れるために地下シェルター滞在時に亡くなっていたことがわかった。
2022年4月21日
ウクライナのアンドリー・イェルマーク大統領府長官は21日、自身と米国のマイケル・マクフォール・スタンフォード大学教授の率いる、専門家グループ「国際対露制裁作業グループ」が10段階からなる制裁強化行動計画を作ったことを報告した。
ウクライナ軍は21日、ロシア軍のヘリMi-8を2機撃墜した。
スペインのサンチェス首相は21日、同国は欧州連合(EU)の拡大を肯定的に受け止めており、ウクライナのEU加盟に向けて同国の改革の道をサポートする準備があると発言した。
バイデン米大統領は21日、ウクライナに対する8億ドル相当のさらなる軍事支援を発表した。さらに、5億ドルの経済支援やロシア船舶の米国の港への入港禁止も表明した。
21日、キーウ(キエフ)を訪れたサンチェス・スペイン首相とフレデリクセン・デンマーク首相はそれぞれ、ウクライナへの軍事支援を発表した。
ベーアボック独外相は21日、ドイツはウクライナが望むもの全てを供与はできないが、資金の供与を行い、さらに他の国がウクライナに武器を供与するよう促し、またウクライナ軍人の訓練を行っていくと伝えた。