戦争終結とウクライナのための安全の保証に関する作業は3方面で継続=ゼレンシキー宇大統領
ウクルインフォルム
ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、戦争終結とウクライナのための安全の保証の認定に関する作業は3つの方面で継続していると説明した。
ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルに書き込んだ。
ゼレンシキー氏は、「今日は、私たちの交渉チームの作業について、ウメロウ氏(編集注:国家安全保障国防会議(NSDC)書記)からすでにいくつかの報告があった。今日はかなり活動的な日だ」と伝えた。
同氏はその際、ドイツでは、ウクライナのための安全の保証の詳細を扱う防衛グループの活動が準備されているとし、ウクライナからはフナトウ参謀総長がグループを率い、他に軍、情報機関、安全保障戦力の代表者が参加していると伝えた。
また同氏は、米国で経済・復興・投資を扱うグループの作業が始まっていると伝えた。同氏は、同作業はウクライナのスヴィリデンコ首相、カチカ副首相、ソボレウ経済・環境・農業相という閣僚が担当しており、また専門家も関与していると説明した。
そして同氏は、3つ目の作業は、国家安全保障問題担当首脳補佐官(NSA)と、首脳の決定を受けて関与している人々が恒常的に連絡を取り合っていると伝えた。
同氏はその上で、「今日もそうだし、ほぼ毎日、米国、ウクライナ、その他欧州諸国や私たちの有志連合の他の参加国との間のコミュニケーションが続いている。私たちの側からは、ウメロウ氏が調整している。どの方面でも、私たちの目標は1つ。戦争の本当の終結を近づけ、ウクライナにとっての平和を尊厳あるものにし、安全と復興を保証されたものにする措置を定めることだ」と書き込んだ。
写真:大統領府