ロシアは停戦提案に応じず ウクライナは「鏡写しのように」対応する=ゼレンシキー宇大統領
ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージの際に述べた。
ゼレンシキー氏は、「今日まで、ロシアは私たちのその停戦提案に対して、新たな攻撃、新たな襲撃のみで応じている。今日はほぼ1日中、ほぼ毎時間、私たちの様々な州から攻撃の報告があった。ドネツィク州、ハルキウ州、ドニプロペトロウシク州、スーミ市、スーミ州、チェルニヒウ州、ザポリッジャ市、ヘルソン市だ。ロシアはいかなる軍事活動も止めなかった。残念ながら、止めなかったのだ」と伝えた。
また同氏は、ウクライナは、これに対して鏡写しのように(編集注:同じように、という意味)対応し、夜間及び翌日の状況に応じて、まったくもって公正な対応を決定していくと述べた。
同氏はさらに、「ロシアは私たちから停戦と外交に関する明確な提案を受け取っており、詳細を調整する目的で、ウクライナあるいはパートナーたちとどうすれば連絡できるかを知っている。もし、モスクワにいる、戦争なしでは生きられないあの人物が、1つのパレードにしか関心がなく、それ以外に何も関心がないのであれば、それは別のことである」と指摘した。
同時に同氏は、ウクライナは平和のために活動する準備ができており、この戦争を尊厳のある形で終わらせることを切望していると強調した。
その上で同氏は、「ロシアは、自分たちの主要なパレードすらもはや私たちに左右されるという状況が生じるまで戦ったのだ。そしてそれは、『終わらせなければならない』という明確なシグナルである。私たちと一緒にいる全ての人、ウクライナに寄り添う全ての人に感謝する」と伝えた。
これに先立ち、ウクライナのゼレンシキー大統領は4日、ウクライナは5月6日からの停戦を宣言していた。
また、ロシア国防省は、5月8、9日に大祖国戦争記念ソ連国民勝利祝賀を記念した停戦を行うと一方的に発表していた。
ゼレンシキー大統領は6日、同日朝10時の時点で、ロシア軍が砲撃、襲撃の試み、航空攻撃、無人機の使用など、計1820件の停戦体制の侵害を行ったと発表していた。