協議の主な対立点はドネツィク州のウクライナが管理している20%の領土=ルビオ米国務長官

協議の主な対立点はドネツィク州のウクライナが管理している20%の領土=ルビオ米国務長官

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米国のルビオ国務長官は、同国はウクライナにおける戦争の解決に向けて取り組んでおり、戦争当事者の間の相違点の克服に向けて支援しようとしているとしているが、同時に、戦闘終結の決定を下すのはウクライナとロシア自身だと発言した。

ルビオ国務長官がフォックスニュースとのインタビュー時に発言した

ルビオ氏は、「結局のところ、決めなければならないのは彼らだ。もし彼らが、戦争を終結させたくないと決めるなら、戦争はこの先も続いていくことになるが、しかし、私たちはそれを終わらせる試みを続ける」と発言した。

また同氏は、トランプ政権は、米国が紛争双方が相違点を克服するのを支援できるかどうかを理解したいと思っており、そのため活発な外交を展開していると述べた。

同氏はその際、「そのためには、私たちは双方と協議を行う必要がある。そのプロセスには、ウクライナとだけ話すべきで、ロシアとは一切話すべきでないと考えている非合理的な人物もいくつか加わっている。しかしながら、ロシアとウクライナの戦争を、ロシアと協議せずに終わらせることは不可能だし、またウクライナの立場も考慮しなければならない」と指摘した。

同氏はさらに、現在協議における主な対立点は、東部ドネツィク州のウクライナのコントロール下に残っている20%の領土だと発言した。

同氏はその際、「彼らが現在対立しているのは、(中略)(編集注:ウクライナのコントロール下に)残っているドネツィク州の約20%だ。私たちは明らかにしようとしてきて、私が一定の進展を達したと思っていることは、将来の安全の保証を与える何とならウクライナ人は生きていけるか(編集注:受け入れられるか)を見出すことである」と発言した。

記者から、米国の対ウクライナ支援について質問されると、ルビオ氏は、米国による対ウクライナ支援を無制限に継続するアプローチは現実的だと思わず、そうはならないと発言した。

写真:米国務省


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