ウクライナが不当な和平を強制されれば、欧州は何十年もその結果と共に生きることになる=パヴェル・チェコ大統領
ウクルインフォルム
チェコのパヴェル大統領は21日、ウクライナが現在の戦争で成功を収めれば、欧州はより安全になり、もし悪い和平を強制されれば、欧州ではその結果が何十年も感じられることになるとの見方を示した。
パヴェル大統領が、21日にプラハで開幕した国際安全保障フォーラム、第21回「グローブセク」(GLOBSEC)の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
パヴェル氏は、「ロシアとの関係における私たちの歴史的経験もまた、ウクライナの運命が欧州の安全保障の中心的な問題であるという私たちの確信を形成している。ウクライナへの支援は慈善事業ではない。それは欧州の安全保障への直接投資である。なぜなら、ウクライナが成功を収めれば、欧州はより安全になるからである。もしウクライナが不当な和平への同意を強制されれば、私たち全員が何十年もその決定の結果と共に生きることになる」と指摘した。
また同氏は、ウクライナは欧州を防衛しているだけではないとし、ウクライナは欧州を、その防衛産業、軍事思想、戦略的文化を変化させていると指摘した。さらに同氏は、最近、フィンランドのストゥブ大統領と、欧州がウクライナを必要としている程度は、ウクライナが欧州を必要としている程度よりも大きいということで意見が一致したと補足した。
その上で同氏は、ウクライナは欧州で最も効果的な防衛プレイヤーの1つとなったと強調し、同国が驚異的な強靭性を示し、巨大な戦闘経験を獲得し、強力な技術革新を発展させたと指摘した。同氏はまた、ウクライナは、無人機や電子戦から、戦場での直接的な工業生産やイノベーションに至るまで、現代戦の理解そのものを変えていると説明した。