ウクライナはもはや安全保障の消費者だけでなく、提供者でもある=ピストリウス独国防相
ピストリウス国防相がキーウ訪問時のゼレンシキー大統領との会談の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ピストリウス氏は、「明確に言わせて欲しい。あなた方はもはや単なる安全保障の消費者ではない。安全保障の提供者だ」と述べた。
そして同氏は、だからこそ今年4月に行われたウクライナとドイツの間の協議や両国間の戦略的パートナーシップの公式な開始を高く評価していると強調した。同氏はその際、「これは正に未来への指針であり、私たちはこれに取り組まなければならない。そして、私たちは既にこれに積極的に取り組んでいる」と補足した。
同氏はさらに、自身の今回のウクライナ訪問を「非常にタイムリー」だとし、またウクライナはロシアによる全面侵攻開始以来、最も困難な冬を乗り越えたと述べた。そして同氏は、「同時に、ウクライナは兵士たちの勇敢さと国民の粘り強さのおかげで、かつてないほど強くなってこの冬を抜け出した」と強調した。
同氏は加えて、ロシアの侵略からの防衛における戦場でのウクライナの成果も「顕著」だと評価した。
また同氏は、ロシアの首脳プーチン氏による「平和への準備」に関する発言に疑念を示し、「過去の同氏の約束に関する私たちの経験からして、それには警戒が必要だ。私たちは、同氏の欺瞞や国内の脆弱性に起因する機動をあまりにも頻繁に目にしてきた」と指摘した。
同氏はさらに、同盟国はクレムリンの意図を「ただ1つのこと、すなわち行動によってのみ」評価していくと強調した。その際同氏は、「もしプーチン氏が本当に平和を望んでいるのなら、殺人を停止し、信頼できる停戦を導入し、私たちのウクライナの友人たちにとって受け入れがたい条件なしで和平交渉に同意することで、容易かつ迅速にそれを達成できるのだ」と指摘した。