ウクライナには年間約2000弾の対弾道迎撃ミサイルが必要=クビリュス欧州委員
ウクルインフォルム
欧州連合(EU)のクビリュス防衛・宇宙担当欧州は25日、ロシアの弾道ミサイルの技術的特性の向上に伴い、現在ウクライナでは迎撃の質が低下しており、その結果、ウクライナはより多くの迎撃ミサイルを必要としていると発言した。
クビリュス欧州委員がブリュッセルでの記者会見時に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
クビリュス氏は、「私たちはウクライナがどれだけのミサイルを必要としているかを知っている」と述べ、「昨年、ウクライナは2000回のミサイル攻撃に直面し、そのうち約900弾が弾道ミサイルだった。ロシアは弾道ミサイルの特性を向上させることに成功しており、それらのミサイルは現在、軌道を変えることができるようになっている。これは対抗策の効率が低下したことを意味しており、そのことはウクライナ側からも伝えられている」と報告した。
また同氏は、これに関連して、1発の弾道ミサイルを迎撃するために複数の迎撃ミサイルが必要になる可能性があると指摘し、「そのため、ウクライナ人は年間約2000弾の対弾道ミサイルを必要としている」と述べた。
さらに同氏は、欧州は防空手段の生産を400%増加させる必要があると発言したルッテNATO事務総長の言葉を改めて喚起した上で、その防空は多層的であるべきであり、迎撃用無人機も含まれるべきだと補足した。
同氏はその上で、「これは大きな課題であるが、産業界は反応しており、生産を拡大している」と述べ、EUはこの問題に深刻に向き合っており、近い将来に成果を出すことを目指していると付け加えた。