ロシア軍、ウクライナ西部・南部にミサイル攻撃 死者複数
11日朝、ロシア軍は、ウクライナ西部のイヴァノ=フランキウシク市とルーツィク市、南部のドニプロ市に対してミサイル攻撃を行った。
11日朝、ロシア軍は、ウクライナ西部のイヴァノ=フランキウシク市とルーツィク市、南部のドニプロ市に対してミサイル攻撃を行った。
11日、ウクライナ空軍は、ロシア軍の航空機がウクライナ領からベラルーシ領へと飛行し、ベラルーシ領コパニを攻撃したと発表した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、同日未明に欧州連合(EU)の欧州理事会にて、ウクライナのEUへの将来の加盟の展望を認める決定が採択されたことにつき、「もっと強力な決定が必要だ」との見方を示した。
ウクライナのレズニコウ国防相は、戦争は国状態に決定的に影響を及ぼすものであるが、国家の防衛のためには経済が機能しなければならず、ウクライナ軍のための機会が生み出されなければならないと発言し、ウクライナ国民に対して貯蓄に頼らず、仕事を探すように呼びかけた。
バイデン米大統領は10日、ウクライナがプーチン露大統領にとっての勝利となることは決していないと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は11日、ロシアの報道機関が、ウクライナにてあたかも生物兵器が開発されているだとか、化学兵器による攻撃が準備されていると報じられていることに懸念を表明した。
11日未明、欧州連合(EU)加盟国首脳からなる欧州理事会の非公式会合が開かれ、ウクライナのEUへの将来の加盟の展望を認める声明を採択した。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合相は、3月11日、戦闘の激しい地域からの住民の避難のために12本の人道回廊が開かれると報告した。
10日、ウクライナ・ロシア間で合意された人道回廊を通じて、戦闘の激しい自治体から3万8000人強が避難した。
2022年3月10日
ロシアからの侵略の続くウクライナでは10日、ロシアの占領下にある南部メリトポリ市で数百人の住民がロシア兵の占拠した保安庁(SBU)庁舎へ詰め寄り、抗議を行った。
ウクライナ軍特殊作戦軍は、ウクライナを侵略しているロシア軍の自走式対空防御システム「パーンツィリ-S1」を鹵獲(ろかく)した。
カナダのトルドー首相は、ロシアはウクライナに対して始めた戦争に、ウクライナの人々の力と決意によって負けると発言した。
ウクライナのレズニコウ国防相は10日、ウクライナの首脳陣は自分の仕事をしていると報告した。
米国と英国は、ロシアが侵略を続けるウクライナにて化学兵器を使用する可能性を警告している。
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、ロシアの侵略による被害を受けた全ての町は、戦争への勝利の後、特別復興計画により再建されると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は10日、ジョンソン英首相とマクロン仏大統領と電話会談を行い、ロシアがウクライナ国民に行っている犯罪について報告した。
ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は、9日から10日にかけて、ウクライナ各地での空爆を継続し、民間人の犠牲者の数が増えている。
ウクライナのクレーバ外相は10日、トルコにてチャヴショール土外相を交えて、ロシアのラヴロフ露外相と会談し、ロシアの侵略の続くウクライナの人道問題や停戦につき提起するものの、合意には至らなかった。
ウクライナのアレストヴィチ大統領府長官補佐官は10日、首都キーウ(キエフ)にはウクライナ軍の大部隊が配備されており、同市の包囲・制圧は不可能だとの見方を示した。
9日、ロシア軍により占拠されているチョルノービリ(チェルノブイリ)原子力発電所の外部からの電源供給が失われた。ウクライナ側は、放射線物質の拡散のおそれを指摘するが、国際原子力機関(IAEA)は、停電で安全性に重大な影響が及ぶことはないと発表した。修理は10日朝時点、まだ始まっていない。
ロシアからの侵略を受けるウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナは戦争終結のために一定の行動をとる準備はあるが、その場合、ロシア側にも譲歩の準備がなければならないと発言した。
ウクライナのヴェレシチューク副首相兼一時的被占領地再統合省は、10日、ウクライナは戦闘の激しい地域から住民を避難させるために7本の人道回廊を開通させると発表した。
ウクライナの中央銀行は9日、諸外国に対して、ロシアの決済システム「ミール」のクレジットカードを通じた取り引きを不可能とするよう要請した。
ウクライナのダニーロウ国家安全保障国防会議(NSDC)書記は9日、ウクライナは敵の計画について明確な理解を有していると発言した。
2022年3月9日
欧州連合(EU)常駐代表委員会(コレペール)は9日、ウクライナへの侵略に関連し、ロシアとベラルーシの高官・団体に対する追加制裁を確定した。
9日、ウクライナとロシアが合意した戦闘の激しい地域にて、停戦を行った上で、あらかじめ定めた6本のルートを利用して住民を避難させる人道回廊により、4万人以上の住民が避難した。
9日、ロシア軍は、東部マリウポリ市の産科病院敷地への爆撃を行った。結果、少なくとも17名の施設関係者と1名の妊婦が負傷した。
英国政府は、ウクライナに防空ミサイル「スターストリーク」を供与することを計画している。
ウクライナ側の捕虜となったロシア軍情報機関軍人は、ロシア政権幹部に対して、ウクライナに対する無意味で卑怯な戦争を止めるよう呼びかけた。