露クラスノダールで露軍潜水艦元指揮官が射殺される=ウクライナ情報機関
ウクルインフォルム
ウクライナ国防省参加情報総局は11日、ロシア連邦南部クラスノダール市にて、ロシア黒海艦隊潜水艦「クラスノダール」の元指揮官、セルゲイ・ルジツキー中佐が何者かに銃殺されたと報告した。同潜水艦は、ウクライナへのミサイル攻撃に関与していたという。
情報総局がテレグラム・チャンネルにて伝えた。
発表には、「露クラスノダールにて、ロシア海軍黒海艦隊潜水艦『クラスノダール』元指揮官、セルゲイ・ルジツキーが射殺された。7月10日、同潜水艦員は、クラスノダール勝利30周年記念文化休息公園をジョギングしていた。朝6時ごろ、彼に向かって拳銃マカロフにて7弾の発砲が行われた。銃創によりルジツキー氏は現場で死亡した」と書かれている。また、同潜水艦は、ウクライナへのミサイル攻撃に関与していたものだとも指摘されている。
さらに、当日公園は大雨によりひとけがなかったとし、そのため詳細を語り得たり、襲撃者に気付けたりするような目撃者はいないという。
その他情報総局は、潜水艦「クラスノダール」は、ロシア海軍黒海艦隊所有の「ヴァルシャヴャンカ」プロジェクト潜水艦6隻の内の1つであり、いずれの潜水艦も、巡航ミサイル「カリブル」を4弾搭載可能だと説明した。