トランプ氏、プーチン氏と「領土交換」について協議する予定だが、「決定権はウクライナに」
米国のトランプ大統領は15日、自身とロシアの首脳プーチン氏とのアラスカでの会談の議題に、露宇戦争解決の文脈で「領土交換」問題は入っていると発言した。
米国のトランプ大統領は15日、自身とロシアの首脳プーチン氏とのアラスカでの会談の議題に、露宇戦争解決の文脈で「領土交換」問題は入っていると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、ミレイ・アルゼンチン大統領と電話会談を行った。ゼレンシキー氏は、ミレイ氏はウクライナが公正な平和と安全の保証を達成できるように努力していくと発言したと伝えた。
15日にアラスカで開催される米露首脳会談は、現地時間11時(キーウ時間22時、東京時間16日4時)に始まることが予定されている。
米国のトランプ大統領は14日、ロシアの首脳プーチン氏は露宇戦争の停戦合意を結ぶという強い確信を持って15日のアラスカにおける米露首脳会談に向かっているとの見方を示した。
米国のトランプ大統領は14日、将来あり得るゼレンシキー宇大統領とロシアの首脳プーチン氏との会談に欧州首脳が参加する可能性を排除しない発言を行った。
2025年8月14日
ウクライナのゼレンシキー大統領は14日、ロンドン訪問時に英国のスターマー首相と会談し、アラスカで翌日開催される予定の米露首脳会談の前に立場を調整した他、ウクライナのための安全の保証についても話し合った。
8月15日の米アラスカでのトランプ米大統領とロシアの首脳プーチン氏の会談は、現地時間11時30分(キーウ時間22時30分)に始まる。
欧州連合(EU)のコスタ欧州理事会議長は13日、トランプ米大統領が欧州の首脳たちとのやり取りの際に、アラスカで15日に開かれる米露首脳会談の「3つの非常に重要な目的」を共有したと発言した。
英国のスターマー首相は13日、ウクライナは強固で信頼できる安全の保証を得なければならないと発言した。
米国のトランプ大統領は13日、アラスカで15日に開催される米露首脳会談の後、ロシアがウクライナにおける戦争を止めない場合は、ロシアは非常に強烈な結果を感じることになるだろうと発言した。
米国のトランプ大統領は13日、アラスカでの米露首脳会談の際にウクライナの民間人への攻撃を停止する必要についてロシアのプーチン氏を説得することはおそらくできないだろうと発言した。
米国のトランプ大統領は13日、アラスカでの米露首脳会談のほぼ直後に、ゼレンシキー宇大統領とプーチン氏の会談の開催を主導すると発言した。
日本の石破首相は13日、英・仏・独の主催で開催されたウクライナに関する「有志連合」オンライン首脳会合に参加した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、ベルリン訪問時にメルツ独首相と共に「有志連合」第6回会合(オンライン)に参加した。同会合では、ウクライナのための安全の保証の重要項目、今後の支援、共通プロジェクトの発展について話し合われた。
2025年8月13日
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、欧米首脳ともオンライン会談後に、全てのパートナーが、ウクライナの領土問題がウクライナ抜きで解決されることはあり得ないという考えを支持していると発言した。
北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長は13日、トランプ米大統領、ゼレンシキー宇大統領、欧州複数首脳とオンライン会談を行ったことを報告した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、同日の欧米首脳とのオンライン会談後も、東部のドンバス地方にウクライナ軍が残り続けるという自身の立場に変更はないと発言した。
欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員会委員長は13日、欧州の首脳、北大西洋条約機構(NATO)、米国、ウクライナは同日「非常に良い電話会談」を行ったと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、同日のトランプ米大統領と欧州複数首脳とのオンライン会談の際に、15日のロシアのプーチン氏との交渉の原則について調整が行われたと発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、アラスカで15日に開催される予定の米露首脳会談の主要議題が停戦となることを期待していると発言した。
ドイツのメルツ首相は13日、欧州はウクライナと一緒に、アラスカでの米露首脳会談が成功するようにあらゆることを行っていると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は13日、ドイツ首都ベルリンを訪問し、メルツ独首相と会談する。
2025年8月12日
ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、ウクライナは児童の返還に関しては、ロシアと合意することができず、仲介者を通じて取り組まざるを得なくなっていると発言した。
ウクライナのゼレンシキー大統領は12日、アラスカで開催が予定されているトランプ米大統領とロシアの首脳プーチン氏との会談後には、ウクライナに対する圧力が強まるかもしれないとし述べつつ、しかしウクライナにとって重要なことは戦争が繰り返されないように安全の保証を得ることだと発言した。
ストックホルム東欧研究センター(SCEEUS)の専門家アンドレアス・ウムランド氏は、ロシア・ウクライナ戦争を終わらせるために、一部の政治家が「領土交換」を提起していることは危険であるとし、それは第二次世界大戦後の国際秩序全体を破壊する可能性があると指摘した。
米国のシンクタンク「欧州政策分析センター」のジェイソン・イスラエル上級研究員は、アラスカで15日に予定されている米露首脳会談は、現時点ではどちらかといえば意見交換となりそうであり、具体的な合意をもたらすような交渉のようには見えないと発言した。
ウクライナのセルヒー・キスリツャ外務第一次官は12日、予定されているトランプ米大統領とロシアの首脳プーチン氏の会談はウクライナにとって破滅的なものではないとし、ウクライナは交渉の完全な参加者であり続けていると指摘した。
米アトランティック・カウンシルの非常勤上級研究員であるエドワード・ヴェローナ氏は、15日に予定されているトランプ米大統領とロシアのプーチン氏の会談は、チェコスロバキアの運命を同国首脳陣のいない中で実質的に決めることになった1938年のミュンヘン会談を彷彿とさせると発言した。
欧州連合(EU)の首脳たちは12日、ウクライナの公正かつ永続的な平和への道のりはウクライナ自身の参加抜きには決められないとする内容の共同声明を発出した。