停戦はロシアとの「通常の関係への回帰」を意味しない=ドイツ議会議員
ウクルインフォルム
ドイツのロビン・ヴァゲナー連邦議会議員(同盟90/緑の党)は、ロシア・ウクライナ戦争の今後生じ得る停戦について、それが欧州とロシアの間の「通常の関係」への自動的な回帰を意味することはないとし、なぜなら、現在のロシア政権は、西側との長期的な対立路線を意図的に選択しているからだと説明した。
ヴァゲナー独議会議員(「同盟90/緑の党」、ドイツ・ウクライナ議員連盟会長)がウクルインフォルムとのインタビューの際に発言した(リンク先はウクライナ語)。
ヴァゲナー議員は、「ウクライナにおけるあり得る停戦が、ロシアとの関係における『通常の関係(business as usual)』への自動的な回帰を意味すると期待している人たちのことをナイーヴだと私は考えている」と発言した。
同氏はまた、現在のロシアの体制は、民主主義的な西側との長期的な対立の道を意図的に選択したと指摘し、「モスクワの首脳陣は、私たちの自由で民主的な社会の根幹をなす原則を拒絶している。私たちにとって、自由、民主主義、法の支配は妥協の対象にはなり得ない」と発言した。
その他同氏は、欧州では誰も現在のような対立を望んでいなかったと述べ、「ロシアの体制こそが意図的にそれを開始したのだ。現体制が存続し、現在の路線を継続する限り、...そして私はそうなるだろうと考えているが、私たちはロシアとの長期的な紛争状態に留まり続けることになるだろう」と発言した。
同氏は加えて、ロシアによる脅威は、もう長い間ウクライナに対する戦争に限定されていないと指摘した。その点につき同氏は、「軍事的な脅威だけの話ではない。私たちはすでに、欧州の領域におけるハイブリッド攻撃、破壊工作、スパイ行為、さらには政治的な動機による暴力に直面している」と発言した。
そして同氏は、「現代のロシアは西側との対立を求めている。正にそのため、私たちは強く、その圧力に対抗できるようであり続けなければならない。私は、欧州がより強く、より断固としており、より良く防衛への準備ができているほど、軍事的なエスカレーションの脅威は小さくなると確信している」と強調した。