ストゥブ・フィンランド大統領、カナダも含めたEUの40か国への拡大構想に言及
ストゥブ大統領がヘルシンキで開催されたエネルギー会議「ユーエレクトリック・パワー・サミット」での演説の際に発言した。CNBCが報じた。
ストゥブ氏は、EUは「大きく思考」し、拡大に向けた現在の「機会の窓」を利用すべきだと述べた。
その際同氏は、「(EU拡大のための)機会の窓(好機)はかなり短い。なぜなら、ウクライナでの戦争が終結し、おそらく米国の政権が交代すれば、人々はアクセルペダルから足を離し、再び不要なことにこだわり始めるからだ」との見方を示した。
同氏は、「欧州の戦略的自律性あるいは欧州の地政学的力」は、しばしば大きさと規模に基づいていると述べ、そのため、「これまでで最高の欧州の政策は、欧州の拡大だと思う」と主張した。
そして同氏は、「現時点で私たちは大きく、地理的に思考する必要があり、拡大するか、あるいは、合計で40の欧州国家、または欧州以外の国家さえも含めるのに十分な柔軟性を持った加盟形態を少なくとも構築する必要がある」と指摘した。
同氏はまた、EUはその西側側面に目を向け、2020年にEUを離脱した英国を再加盟させるか、少なくとも「できるだけ近づける」べきだと述べた。
さらに同氏は、カナダも「もう一つのオプション」として検討されるべきだと主張した。同氏はその際、「カナダが米国の51番目の州よりも、むしろEUの28番目の国家になれば素晴らしいのではないだろうか」と発言した。
同氏は加えて、ウクライナ、モルドバ、ジョージアのEU加盟問題の検討後、「私たちはトルコについて真剣に考える必要がある」とし、また西バルカン諸国、アイスランド、ノルウェーとより積極的に取り組む必要があると訴えた。
これに先立ち、ストゥブ・フィンランド大統領は今年4月、カナダとEUはあらゆる分野において緊密な戦略的パートナーシップを発展させるべきだと発言していた。その際同氏は、「私にはより広域のEUを想像することはできるが、カナダがその一部になるかどうかはカナダ自身が決めることだ」とも述べていた。