ウクライナ空軍広報、ロシア軍の航空攻撃の戦術における新しい要素を説明
ウクルインフォルム
ウクライナのイフナト空軍司令部コミュニケーション局局長は27日、ロシア軍は最近、巡航ミサイルよりも多くの弾道ミサイルを使用し始めたと指摘し、過去1週間で約50弾の弾道ミサイルが使用されたと報告した。
イフナト局長がテレビ番組出演時に発言した。
イフナト氏は、「発見された残骸には、工場で製造されて間もない、3週間前、1か月前、2か月前の刻印が付いており、それは彼らが全てを蓄積・(生産を)拡大できているわけではなく、やはり問題を感じていることを示している。なぜなら、彼らは多くのミサイルを使用しているのであり、割合として弾道ミサイルが増加しているのは、あなた方も目にしているだろう。つまり、以前は弾道ミサイルよりもはるかに多くの巡航ミサイルを発射していたが、過去1週間で、弾道軌道で攻撃してくるミサイルを、確か50弾以上目撃した」と発言した。同氏は、それは「イスカンデルM」や「S400」、そして「ツィルコン」といったミサイルを指していると補足した。
同時に、同氏は、ウクライナ防衛戦力がロシアの製油産業だけでなく、ミサイル用部品を生産する特殊な技術を持つ企業に対しても長射程攻撃を加えているため、ロシア側もまた困難を感じ始めていると指摘した。
記者から、敵の最近の攻撃の特徴に関して質問されると、イフナト氏は、敵は毎日戦術を変更することはできないと述べつつも、現在は、日中のミサイル攻撃の増加が観察されていると指摘した。
同氏はその点につき、「敵は虚を突き、私たちの防衛戦力の準備時間を減らそうとしている。これは1日のうちの時間枠の変更だ。誰もが、例えば弾道ミサイルが夜間、彼らが最も使用する時間帯、およそ(深夜)2時から4時に飛んでくることに慣れているところで、朝9時や12時に攻撃を加えることで、敵は攻撃の意外性によって一定の目標を達成しようと試みているのだ。それ以外の敵の戦術は変わっておらず、ご覧の通り、彼らは毎日毎晩『シャヘド』で攻撃している」と説明した。