アルメニア大統領、欧州との防衛協力を制限せず
ハチャトゥリャン大統領が、プラハ訪問時のチェコのパヴェル大統領との共同記者会見の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。
ハチャトゥリャン氏は、「現在、私たちは、軍事分野から防衛及びサイバーセキュリティに至るまでの協力に対するいかなる制限や障壁も見ていない。明白な理由から、以前は、何らかの制限があったが、現在は、アルメニアの立場は変化し、EU加盟プロセスの開始を含め、アルメニアのアプローチは現在非常に明確になっているのであって、これら全てのことが私たちがチェコのものをはじめとする能力を利用する機会を提示している」と発言した。

同氏はまた、そのような協力の活性化や国防省代表者たち間の相互訪問などを期待すべきだと指摘した。
そして同氏は、過去4年間の防衛協力の多角化のおかげで、「私たちは武器の調達と自国の防衛と安全保障の強化に関して、インド、フランス、イタリア、その他多くの国々と協力する機会を得ている」と強調した。
同氏はさらに、「どのような一方向の関係も一方向の依存をもたらす」として、2026〜2031年の政府プログラムにおいて、バランスの取れた、均衡を保つ政策を維持する必要性が定められたと伝えた。
その上で同氏は、「私たちは関係を多角化する必要があり、それには防衛分野も含まれる」と発言した。
同記者会見時、チェコのパヴェル大統領は、「この扉は今大きく開かれている」と明言し、チェコの防衛産業は広範な製品を提供できると述べた。

パヴェル氏はまた、アルメニア軍は近代化のプロセスを進めており、これがチェコ企業との協力のための更なる機会を提供しており、現在関連の協議が進められていると指摘した。
なお、チェコとアルメニアは2010年から防衛協力協定を、2023年からは軍事技術協力協定を締結している。アルメニア軍はチェコの航空機「L39アルバトロス」を使用している。
ハチャトゥリャン・アルメニア大統領は、2日間の日程でプラハを公式訪問している。アルメニア大統領が前回チェコを訪問したのは、2014年。